役者としての幅を広げるため様々な作品に触れています
舞台はとても多くの人たちが関わっている仕事。演出や先輩の俳優の中には第一線で活躍する方も多く、そのような方たちからアドバイスなどを頂きながら自身の成長につなげています。周りの方と会話する上で、多くの作品を知っていることはプラスになる事も多いため、以前よりも意識して様々な作品に触れ、自分が演じる際にはどうしたら良いか考える時間も増えました。この仕事をしてやりがいを感じるのは、お客様のリアクションを肌で感じられた時。カーテンコールでのお客様の笑顔を目にしたときはもちろん、最近ではSNSを通じてダイレクトな感想が伝わってくることもあり、自分の思いがお客様にしっかり届いていると感じられて嬉しくなります。
日本芸術専門学校では外部から著名な方を招き、一緒にミュージカルを作る「プレシャスプロジェクト」があります。制作が進むにつれて客観的にどう見えているか気になり、思い切って演出の方に相談。きちんとキャラクターとして歌が乗っていると褒めて頂き、舞台で演じる自信をつけることができました。また、授業は幅広い分野から自分の好みに合ったものを選択できるので、音楽系の授業にもチャレンジ。歌とダンスのユニットを組み自分はドラムを担当しました。練習は一人で行うことも多かったので、録音した演奏を聞き直して足りないと感じる箇所を重点的に練習。自ら課題を見つけ、改善していく力を伸ばすことができたと感じています。
憧れの夢の舞台へ(写真提供:ホリプロ 撮影:渡部孝弘)
学校選びの際には、学校まで足を運ぶことをおすすめします。私は体験授業に参加したり公演を観劇するなど、学校の雰囲気を掴むことを心がけました。実際に授業や公演を見ることで自分のやりたいことができるか、1年後にどこまで成長できるかなどが見えてくるからです。また、日々の学びを実践できる場があることも重要なポイントの一つ。授業で使われていない教室は自主練のために開放されているほか、学生が演劇の公演を企画・開催する際にはホールを無料で貸してもらうこともできます。公演は脚本や舞台設営、告知まですべて学生だけで進行。失敗を恐れずに一つのものを作り上げるという経験は演劇の道に進んだ今、大きな財産になっています。
舞台では動きも多いので、本番前は入念にストレッチ
株式会社ピンナップスアーティスト所属/演劇学科 舞台俳優コース卒/2020年卒/グループ校の日本芸術高等学園を卒業後、日本芸術専門学校へ進学。演技を中心にダンス、ギターなど幅広く学ぶ。卒業後はミュージカル『ひなた号の冒険~ゆめの描いたオリーブの木~』や『Brand New Day/旅立ちの約束』などの舞台作品のほか、TVドラマや映画にも出演。2024年からは舞台『ハリーポッターと呪いの子』にスコーピウス・マルフォイ役として出演中。「オーディションの結果を聞いたときは驚きました。以前は観る立場だった憧れの作品に、自分が出演することとなり大きな喜びを感じています」と語ってくれた。
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