現在は応用課程で大電流・高電圧を制御する素子を学び、それらを用いた装置の回路設計、製作をしています。自分が設計・製作した装置が問題なく動作し、評価されたときが一番嬉しくやりがいを感じますね。回路がうまく動作しないと、製作の進捗全体に影響を及ぼしてしまいます。問題なく動作することが重要であるため、設計の工程ごとに確認を怠らないようにし、粘り強さを持って取り組むことを普段から心がけています。
専門課程では、実習内容を丁寧にレポートにまとめることに注力しました。就職後も報告書などを書く機会があるので、役立つのではと思います。電気回路の実験結果をまとめた時は、こと細かに考察したところ先生から高評価をいただき、自信につながりました。在学中は電気の基礎を学んだことで資格を取得することができ、応用課程にいる今でもそれは活きていますね。担当の先生のみならず、科の先生方全員が資格の取得に協力してくださいました。資格試験前には、遅くまで実技のアドバイスをしてくださったことが印象的ですね。
設備や機材が充実していて、実践的なカリキュラムを受けられることがこの学校の魅力です。この業界は慢性的な人材不足に悩まされているため、技術や知識、ノウハウを学び、早く活躍することが望まれていると思います。学校選びは、自分が通う学校の環境や雰囲気などを事前に理解することが大切です。自分はオープンキャンパスで先輩との座談会に参加したことで、学習内容や設備などがどのくらい充実しているかを理解することができ、これが学校を決める際の基準になりました。気になる学校があれば、積極的にオープンキャンパスに行くことをお勧めします!
東北職業能力開発大学校 応用課程 生産電気システム技術科進学/専門課程 電気エネルギー制御科卒/2022年卒/機械装置を動かすために欠かせない電気を学び、それに関係する職業に就きたいと感じたのは高校2年生の頃、と話す伊藤さん。この学校を選んだのは施設・設備が整っていることが決め手だったとのこと。現在は就職に向けて資格の勉強に力を注いでいる。