現在は開発課題とよばれる卒業制作を行なっております。応用課程に進学してからは実習が多く、自ら考え製作に取り掛かるのが特徴です。実習でロボット制作の企画から設計、加工、組立、評価の一連の作業を行い、実際に完成した時にはとてもやりがいを感じました。また、グループワークがとても多く、連携を取りスムーズに進めるには、何気ない日常会話からコミュニケーションを大事にし、班員だけの関係ではなく友人として一緒に取り組むことを意識しています。
機械科を専攻していた高校では物足りなさを感じていましたが、この学校は様々な機械が揃っていて、学びやすい環境が整っていると感じました。機械の種類や台数も豊富で1人一台使って学べるのが大きな魅力でしたね。自分が学習面で力を入れたのはグループワークでのコミュニケーション。最初は内気な性格上連携が思うように取れないこともありましたが、積極的に話し合うことで連携も取れるようになり、製作物も評価されるようになりました。
ものづくりの業界で活躍するには、実際の現場で働いている方達の意見を取り込むことが大事だと思います。経験豊富な先生もそれぞれ得意分野があり、知りたいことはとても詳しく教えていただけました。また、資格取得の勉強の際は放課後も先生に指導していただいたおかげで、無事に資格を取得することができました!学校生活はあっという間です。何事も後回しにせず「今」を大事に行動するのが大切です。
東北職業能力開発大学校 応用課程 生産機械システム技術科進学/専門課程 生産技術科 卒/2020年卒/小さい頃から物を作るのが好きだったため「何か人のためになるものを将来作りたい」と思い機械系の分野を選択。将来の目標は「先輩方から学んだことを今度は教える立場にまわり、技術を繋いでいきたい」とのこと。