工場のラインで使う制御盤の組立を担当しています
勤務先のセイキは、生産ラインの効率化につながる省力機械や自動化機器といったFA設備の設計から製造・据付までを一貫して手がけています。私の担当は、FA設備の制御装置やブレーカーの配線です。サイズやつなぐ機器の数などによって1日でできるものもあれば、1週間以上かかるものも。図面にはどことどこをつなぐかは書いてあるものの、細かな配線や配置は担当者に任せられる部分も多く、仕上がりの見栄えは人によって大きく変わります。ですから、美しく、スピーディーに完成したときは、やっぱりうれしいですね。入社2年目、まだまだ成長途中。先輩のように、どんな制御盤も早く美しく仕上げられるようになるのが、いまの目標です。
高校卒業後に就職することも考えました。ただ、当時はコロナ禍。就職活動が難航することも想定されました。そこで、周りの人にも相談し、進学することに。ものづくりに興味があり、工業系の学校に進むことを考えていたとき、所属するビーチボールチームの仲間に北陸能開大を教えてもらったんです。「どの学科も面白いよ」とのことで、3学科それぞれのオープンキャンパスに足を運びました。その中で、自分に合っていると思ったのが「電気エネルギー制御科」でした。体験授業でふれたラダープログラム(自動制御装置のプログラムの一つ)がとても面白く、それに電気関係の仕事ならば長く続けられると思い、この分野を選びました。
小さなころからパズルや模型をつくるのが好きでした
高校は普通科でしたが、学生時代、不安はなかったですね。クラスの1/3は普通科出身でしたし、先生も基本から丁寧に教えてくれました。確かに男子が多く、高校時代との違いに最初はギャップを感じました。でも、みんな話しやすく、すぐに打ち解けられましたよ。グループで取り組む総合制作で自動制御のジェットコースター模型を作ったり、FA制御の授業で小型のベルトコンベアや空気圧系の装置を動かしたりと、実践力を磨いた2年間だったと思います。初めて学ぶことばかりでしたが、先生のおかげもあって苦手意識を感じることなく、本当に楽しく過ごすことができました。ものづくりに興味があれば、ぜひ北陸能開大で学んでほしいですね。
学生時代に学んだFAの知識がいま、役立っています
株式会社セイキ勤務/専門課程 電気エネルギー制御科/2023年卒/富山県朝日町出身。高校卒業後に就職する道も考えたが、就職難も想定されたため、進学を決意。ものづくりに興味があったこともあり、北陸職業能力開発大学校電気エネルギー制御科へ。同校修了後、生産ラインで用いる省力機械・自動化機器などのFA(ファクトリーオートメーション)設備の設計・製作を手がける株式会社セイキ(富山県魚津市)に入社。制御盤の組み立てを担当している。学生時代はバレーボールサークルに所属。小学5年生のころから地元・朝日町が考案したニュースポーツ「ビーチボール」も楽しんでいる。
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