犬や猫、鳥などの愛玩動物(ペット)は、家族の一員としてかけがえのない存在となっています。近年、愛玩動物に求められる動物医療は高度、多様化しています。さらに、愛玩動物看護師の国家資格化にともない、今後ますます動物看護師には幅広い業務が求められるでしょう。厳しいようですが、愛玩動物看護師は「動物が好き」なだけで務まる仕事ではありません。そして「動物の命」と向き合い、飼い主さまも幸せな生活を送れるように手助けをする仕事だけでもありません。常に正しい知識と技術を身につけるために日々学び続けることも必要となり、確かな知識と相手を思いやる心が専門職として求められます。動物病院での勤務経験を活かしながら、教科書だけではイメージがつきにくい部分も事例を交えながら行っています。
動物看護師に大切なのは「学び続けて身につけた確かな知識」と「動物と人を思いやる心」だと思います
語ることができない動物、不安に押しつぶされそうな飼い主と対する動物看護師。目の前に起きていることの先に何があるのか、何が求められているのかを自ら考え、行動できるような授業を心がけているという。動物看護は飼い主とのコミュニケーション技術も求められるため、チーム動物医療にも必要なコミュニケーション力を、在学中に身につくよう指導。また、多くの診療件数を誇る付属動物医療センターを持つ酪農学園大学と連携し、動物理学療法学(リハビリ)や、中獣医学、産業動物の診療など、高度な動物医療を学ぶことができる。
動物の骨格標本やレントゲンなどを用いて、どのような症状をもたらすのか体の仕組みなども丁寧に解説
愛玩動物看護師は、動物が「好き」だけでは務まりませんが、元気になった動物や飼い主さまを見られるのはうれしく、やりがいのある仕事です。思いが強ければ、夢は叶うはず。一緒に夢に向かって頑張りましょう!
「卒業生が愛玩動物看護師となって活躍する姿を見られるのが楽しみ」と、笑顔で話してくれた池田先生
専門科目/動物臨床栄養学、動物臨床看護学総論、愛玩動物看護師
動物好きが高じて農業高校から動物系専門学校へ進学し、卒業後は動物病院で動物看護師兼トリマーとして11年勤務。その後、動物系専門学校の教員となり、昨年から母校である本校に着任。豊富な実務経験を活かし、動物看護師の育成に力を注いでいる。自宅でも多くの犬や猫に囲まれて暮らしているという。
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