私がオーナートリマーを務める「dogsalonHuggies」は1日3頭限定のプライベートトリミングサロン。個人でお店を運営していると、大変なこともたくさんありますが、自分が思い描いていた運営スタイルを実現できていることに、日々幸せを感じています。仕事のやりがいを実感するのは、カットの仕上がりにご満足いただけたとき。笑顔の飼い主様を見ると、ワンちゃんもとっても嬉しそうで、そんな時に「幸せの連鎖」を感じます。信頼されるトリマーであり続けるためには学びが欠かせません。カットだけでなく食事や病気に関するセミナーなどに参加したり、他のトリマーさんのSNSを見るなど、日々、技術や知識を吸収しています!
父の仕事の関係で、いつも身近に動物がいる環境で育ちました。動物のテレビ番組も大好きで、「大人になったら動物に暮らせるような場所で働きたい」と思っていました。中でも、犬の素直な愛情深さや人とのつながりに心を動かされ、犬に関わる仕事がしたいと考えるように。ビジョナリーアーツを選んだのは、担当犬制度や学生が運営するトリミングサロンなど、実践的なカリキュラムに惹かれたから。また、「24H with PET」という学校の理念の通り、いつでもたくさんの犬・猫・エキゾチックアニマルたちとふれあえる環境も魅力的でした。先生方との距離も近くて、「この学校なら成長を実感しながら学べる!」と確信しました。
犬舎当番、Vaサロンの活動、体験入学のサポーターなど、課外活動にも積極的に参加した学生時代でした。犬舎当番でリーダーになった時に、どうやったらチームワークを高め、ワンちゃんのために皆で協力できるか、ということを考えながら様々なことを実践した経験は、社会に出てからとても役に立っています。トリマーは、技術職であると同時に接客力も求められる仕事。お客様と信頼関係を築くために、コミュニケーション能力は欠かせません。学生生活においては、トリマーになるための基本的なスキルを身につけることはもちろん大切ですが、それと同じくらい、さまざまな活動を通してコミュニケーション力を養うことも大事だと思います。
トリミングサロンdogsalonHuggies オーナー/ペット学科/2011年3月卒/専門学校ビジョナリーアーツ卒業後、トリミングサロン勤務を経て、2020年6月都内にトリミングサロン「dogsalonHuggies」(ドッグサロンハギーズ)をオープン。現在、オーナートリマーとして奮闘中!「自分で作り上げたお店を好きと言ってくださるお客様がいることは、何よりの幸せです」と目を細める小金さん。「最近、お客様のお嬢様が、私に憧れてトリマーを目指しているという話を伺って大感激しました。これまで続けてきた私の仕事への姿勢は間違っていなかったんだ、と自信を持てた瞬間でした」と、仕事の手ごたえを語ってくれた。