
病院の先生に教わるという心構えを大切にしています
病院や薬局に医薬品をお届けする卸売の会社で営業をしています。患者様の健康のためにどのような状況でも物流を止めることなく、安定供給が求められる仕事です。入社1年目に新型コロナで緊急事態宣言が出され、非常に制限がある中での業務でしたが、緊急オーダーにも迅速に対応するために自社の全拠点から商材を集約して用意したこともありました。後日「あのときに対応してもらって助かった」と届け先から言われた際は、とてもやりがいのある仕事だと感じました。同業他社と同じ商材をほぼ同じ価格で取り扱っているので、「菅原くんから買うよ」と言われるのが営業職の醍醐味。必要とされ、地域社会に貢献していることを実感できる仕事です。
以前から責任と誠実さを強く求められる仕事に就きたいと考えていましたが、大学の部活動やボランティア活動を通して、人を支える裏方の仕事が重要だということに気づきました。また大学の授業で、社会保険制度の課題や現代の家族問題などの社会テーマに取り組んだことで、地域の社会問題に加えて医療分野にも興味が膨らんでいき、「できれば地域社会を下支えし、社会貢献できる仕事に就きたい」という思いが徐々に強くなっていきました。そうした中で、大学の先輩や先生から今の会社のことを聞く機会があり、企業説明会で詳細を知って進路を決めました。

ゼミや部活動の経験が、営業として役立っています
在学中は教職関連科目に力を入れ、社会科の教員免許も取得しました。またゼミでは、ラジオ番組の制作を行い、自分たちの学びをわかりやすく地域社会へ発信することに取り組みました。課外活動では、サッカー部に所属して2年間部長を務め、私が部長になって2年目からは、新たに子ども達のサッカースクールの活動を始めました。こうした経験は、すべて地域と関わりを持ち、社会貢献することに結びついて、自分の進路を定めていくことに繋がったと思っています。大学の授業は少人数制で、先生方が一人ひとりに親身になって指導してくれました。幅広い分野を学ぶことができ、同時に経験を積めるので、さまざまな進路選択が可能な大学だと思います。

営業は車が必須。安全運転を心がけています

株式会社ほくやく 旭川支店 第一営業所 営業1課 勤務/社会学部 地域社会学科/2020年卒/小学2年生から大学卒業までサッカーに没頭。強豪校の札幌大谷高等学校に進学し、心身共に鍛えられたそう。大学でもサッカー部に所属し、2年間部長を務めた。こうした経験で、チームプレーの大切さや自己犠牲の精神、縁の下の力持ちのような存在の意義を培った結果が、裏方として地域社会に貢献できる、薬・医療品に関わる業界へと進むきっかけとなった。
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