バスケットボールのプロリーグであるBリーグの滋賀レイクスに所属し、ヘッドトレーナーとして活動しています。私は滋賀レイクスのユースチームで、選手のケガの予防に加え、競技力の向上の面からも選手をサポートしています。このチームからBリーグ、そして日本代表で活躍できる選手を輩出できるようにサポートしたいです。
高校まではサッカー一筋。“大好きなスポーツに関わる仕事がしたい”という想いを抱き、京都医健専門学校のスポーツ科学科に入学しました。もともと勉強は得意ではなかったのですが、解剖学や生理学、スポーツ医学など、身体のことを知ることは純粋におもしろかったです。頑張っている同級生が多かったので、その姿を見て私も勉強に打ち込む様になりました。在学中に「『アスレティックトレーナー』と、『ストレングス&コンディショニングトレーナー』の両方に挑戦、一人二役でチームや選手のサポートをしたい」という目標を見つけ、そこに向けて日々邁進しました。
在学中、トレーナー実習で1年間滋賀レイクスのお世話になりました。当時は専属のトレーナーがおらず、授業で学んだ基本的なテーピングだけでは選手の状態に合わせられなかったり、ウォーミングアップやトレーニング指導の依頼に対応できないことも。とても悔しくて、わからないことは帰って調べ、学校の先生に聞いて次の活動でチャレンジ。そんな日々を過ごしていたところ、努力を評価いただきコーチ陣から「卒業後も来てほしい」と言われ、専属トレーナーとして契約!夢への扉が開いたことがとても嬉しかったです。
滋賀レイクス勤務/スポーツ科学科 卒/2020年卒/滋賀県立水口高等学校出身。日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー。サッカーに夢中だった学生時代を経て、スポーツに関わる仕事を志す。京都医健専門学校では1年間の現場実習があり、そこでお世話になった滋賀レイクスのトレーナーに抜擢される。「スポーツの仕事に関わりたいと考えているみなさん、夢に向けて頑張ってください!」と上野さん。