公立大学/東京

東京都立大学

トウキョウトリツダイガク

東京都立大学のオープンキャンパス

乳幼児期の遊びと学び

開催日時
  • 2025年
    8月
    6日
    (水)
    18:00~19:30
内容
事前申込制(Web申込可) ※高校生の参加は無料です。

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お申込はこちらから https://www.ou.tmu.ac.jp/course/detail/7816

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乳幼児期の遊びと学び
―「遊び込む」保育を創る保育者の専門性

プレミアム講座は東京都立大学教員の専門的かつユニークな研究の内容を紹介する講座です。興味のある方々に受講していただけるよう特別価格で提供しており、入会金も不要(一般の方)です。高校生は無料で受講できます。尚、当講座に関しては事前のキャンセルの場合でも受講料は返却いたしませんのでご了承願います。



日本の保育・幼児教育では伝統的に生活と遊びを通して学ぶことが重視されてきました。特に近年では、子どもたちが意欲的、主体的に「遊び込む」ことで、多くの学びがえられることが、広く共有されるようになっています。

この講座では、保育の中で子どもたちが遊び込むとはどのような状態をさし、またどのような発達的意義があるのか、近年の保育学や発達心理学の研究知見に加え、私がこれまでおこなってきた保育者の専門性に関わる研究成果を紹介しながら論じてみたいと思います。

1.遊び込むとはどのような状態か?
そもそも何を持って「遊び」とするか?ということ自体、とても難しい問いです。子どもから始めた活動であったとしても、だんだんと面白くなくなるということもあります。仲間に誘われてお付き合い程度に参加しているうちに、その面白さに引きつけられていくこともあるでしょう。遊びは個人の態度というだけでなく、こうした仲間との関係、保育者との関係の上に成り立つものでもあります。

そこでまず、遊びとは何かということを入り口にしながら、遊び込むとはどういう状態をさすのか、議論を整理していきたいと思います。

2.遊びは何をもたらすのか?
遊びが乳幼児の発達に何をもたらすのかということは、古くから議論がなされてきましたが、最近の研究では、特定の遊びが特定の能力を育てるといったほど単純ではないことも示されるようになっています。

そこで、こうした遊びの効果研究の抱える課題を含めて、これまでの遊び研究の知見を紹介してみたいと思います。

3.遊びを育てる保育者の専門性とはどのようなものか?
では、保育の中で子どもたちが遊び込むということはどのような意味があるのでしょうか?ここでは、私がこれまで行ってきた、保育の中で遊びを育てる保育者の専門性に着目した研究成果を紹介しながら、保育者が遊びを援助する上で難しいと考えていることや、遊び込む保育を創る意味について考えてみたいと思います。

講師:東京都立大学 人文社会学科 人間社会学科 教授 田中 浩司
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参加方法
要予約
事前申込制(Web申込可) ※高校生の参加は無料です。
お問合せ
オープンユニバーシティ企画運営係
TEL:03-3288-1050
※イベント情報は各学校から入稿いただいた内容、または各学校が公表した内容を掲載していますので、詳細は各学校にお問い合わせください。

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