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東京都立大学

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東京都立大学のオープンキャンパス

人類学「再」前線~いま、人類学の可能性について考える~

開催日時
  • 2024年
    7月
    13日
    (土)
    14:00~15:30
  • 7月
    20日
    (土)
    14:00~15:30
  • 7月
    27日
    (土)
    14:00~15:30
  • 8月
    3日
    (土)
    14:00~15:30
  • 9月
    14日
    (土)
    14:00~15:30
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    9月
    21日
    (土)
    14:00~15:30
    9月
    28日
    (土)
    14:00~15:30
    10月
    5日
    (土)
    14:00~15:30
内容
申込URL:https://www.ou.tmu.ac.jp/course/detail/7461
※本講座はオンライン講座でライブ+見逃し配信で7日間何度でも視聴可。

東京都立大学オープンユニバーシティでは、オンライン スペシャル講座を開講いたします。オンラインならではの特性を活かし、全国の様々な研究者や専門家が登壇し、ユニークかつ興味深い講座を提供します。

今回は、人類の多様性を研究する学問である「人類学」がテーマです。異常気象やイデオロギー・宗教観の違いによる紛争など危機に直面する世界において、人類学が果たす役割についても考えます。

人間とはとても興味深い「種」です。地球上のすべての人々が、ホモ・サピエンスというひとつの種に属しながらも、地域や国などによって実に多様な考え方や生き様があり、またそれがゆえにすれ違ったり衝突したりすることもあります。グローバルな次元での共通価値を追い求める動きも活発に続けられてきていますが、近年の世界の動向をみるにつけ、その試みは必ずしも成功しているようには見えません。
こうした人間の「性(さが)」を長い間見つめ、またそれについて草の根レベルで問い続けてきたのが人類学です。人類学は人間を多様性と普遍性の双方、あるいはその間の関係から理解しようとします。そのための代表的な手法がフィールドワークであり、人類学者は世界各地に赴いて人々と暮らしを共にし、人々の生の声に耳を傾けつつ、常に変わっていく世界と私たちが向き合うための方法論や視点を提供してきました。いわゆる伝統的な社会に関する研究であると思われがちですが、現代の人類学は、先進国の都市社会の動向、大企業やスタートアップ企業についての研究まで幅広く行います。単に哲学的な思索に身を委ねるだけでなく、社会を能動的に変えていくための提言やコンサルティングを行うこともあります。

本講座では、「人類学「再」前線」と題して、東京都立大学社会人類学研究室の教員を中心とした様々な地域や分野の専門家が、多彩な視点から人類学の現在位置について講義します。コンテンツ自体の新旧にかかわらず、それぞれがいま最も伝えたいことを中心に講義内容を組み立てる。
だからこそ「「再」前線」です。

※東京都立大学 社会人類学研究室は1953年に設置された日本で最も歴史のある人類学研究室であり、70年をこえる歴史のなかで育んできた研究成果の還元に努めています。

講座コーディネーター:東京都立大学 社会人類学研究室 教授 綾部 真雄
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参加方法
要予約
事前申込制(Web申込可) ※高校生の参加は無料です。
お問合せ
オープンユニバーシティ企画運営係
TEL:03-3288-1050
※イベント情報は各学校から入稿いただいた内容、または各学校が公表した内容を掲載していますので、詳細は各学校にお問い合わせください。

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