スキンケア商品が主力の『IPSA』は、肌の測定やカウンセリングなど“コトのご提供”を重視したブランド。商品のデモンストレーションから入るのではなく、会話を中心とした接客が特徴です。ここ心斎橋店は外国人のお客様が特に多い店舗で、通訳担当のスタッフも数多く在籍。あらゆるお客様の悩みに寄り添える環境が整っています。仕事上で嬉しいのは、以前に接客したお客様が私を指名で再来店してくださること。だから私やブランドに親しみを持っていただけるよう、お客様の好みや人柄までしっかり読みとる接客を大切にしています。“買いに行く”のではなく“会いに行く”…。お客様にそう思っていただける存在でありたいと思います。
スキンケアに対する意識の高まりに合わせて、近年では男性のお客様も増加中。スキンケアを入り口に、メイクまで始める方も数多くいらっしゃいます。幅広いニーズに応えられる喜びも、この仕事の楽しさのひとつですね。また、『IPSA』はスタッフの努力が正当に評価してもらえるブランドで、社内の規定をクリアすることで活躍の場が次々と広がります。チャレンジしやすい環境を生かし、私も積極的に社内資格を取得。他店舗でのメイク指導や会社説明会でのデモンストレーションなど、ブランドの顔となる仕事も任されるようになりました。このお店でも現在はサブチーフという立場。自分の経験を後輩に伝えていくという責任感が高まる毎日です。
百貨店の化粧品売り場のキラキラ感に憧れていた私は、メイクブランドのビューティアドバイザーを目標にビューティプロへ入学しました。メイクの技術に加え、皮膚生理学などの専門的な知識を深める中で、美しいメイクには正しいスキンケアが大切だと理解。自分の肌もキレイになれるという期待から『IPSA』を就職先に選んだんです。実際に商品の効果を理解するうえでも、お客様に説明をするうえでも、今の私を支えてくれるのは在学中に学んだ皮膚の知識。さらにサービス接遇のスキルも磨けたことで、就職直後から正しい言葉遣いで接客に取り組めました。興味ある学びを自由に楽しみながら、社会人の土台もしっかりと築けた2年間でしたね。
『IPSA』大丸心斎橋店 勤務/ビューティアドバイザー学科 卒/2016年卒/実技テストで上位にランク入りしたり、コスメ業界で役立つ多彩な資格を取得したりと、奥野さんはビューティプロ在学中から生粋の努力家。入社3年でIMA(イプサメイクアップアドバイザー)という社内資格を取得し、店舗での接客以外にも幅広い役割に携わってきた。現在はASD(アシスタントショップディレクター)として、人材育成や店舗運営の補佐も担当。順調にキャリアアップを続けている。「就職後も学ぶ姿勢を大切にできるのは、やっぱりメイクもこのブランドも好きだから。もっと多くのお客様に『IPSA』の魅力を知っていただきたいですね」。