現在、看護師として銚子市立病院で急性期の病棟に勤務し、内科、外科、整形外科、脳神経外科と幅広い分野での患者様へ看護をしています。日常生活の援助から術前・術後までの看護はもちろん、退院支援も行っています。銚子市は高齢化が進んでおり、独居や自宅退院が困難な患者様もいらっしゃいます。そのような患者様には家族の方も含め、医療ソーシャルワーカーをはじめとした他職種と連携しながら支援を行っています。
幼いころから看護師になることが夢でした。私は看護学部の一期生にあたります。地元銚子の千葉科学大学に看護学部が新たに設立されることを聞き、実際に見学へ行ってみたところ設備が充実していたため、入学することに決めました。
学生生活では、課題をはじめ取り組むことが多く、「なんのためにやるの?」といった疑問に思うこともありました。けれども実際現場に出てみると「あの時の課題はこういう時に役に立つのか!」と感じる場面が多々あります。学生時代の実習では基本的に受け持つ患者様の人数は1名ですが、現場では夜勤帯なら20名以上を受け持たなければならなく、もどかしさを感じることもあります。看護師になるための勉強は覚えることも多くて大変だと思いますが、看護師になりたい気持ちをわすれずに、同じ夢へ向かう仲間たちと一緒に頑張ってください。
銚子市立病院 勤務/看護学部 看護学科/2018年卒