私は外科病棟に所属しています。手術をした患者さんが痛みをコントロールながらリハビリを行い、状態が良くなっていくところや、状態が良くない患者さんでも看護ケアを行っていくうちに状態が良くなっていくところを見られることが、この仕事のやりがいです。患者さんから「ありがとう」と感謝の言葉を頂けることもやりがいになっています。
私が看護師を目指したきっかけは、母親の勧めがあったことと、高校生の時に一日看護体験に参加したことです。一日看護体験では病院にお邪魔して、看護師がどのような業務を行うのか、一日の流れを説明してもらった後、看護師の方と一緒に患者さんのところへ行き、人をサポートする場面を実際に見学することができました。それが印象的で、私も人を助ける仕事をしたいと思い、看護師を目指すことにしました。自分が体験したことの中から、やりたいことはなんなのか探すことが大切だと思います。
1~2年生の時はテストや課題など勉強することが多かった記憶があります。3年生から4年生の前半では病院での実習があり、当日の記録や疾患・看護に関して、夜遅くになるまで勉強していました。4年生の実習が終わると、卒業研究と国家試験に向けた勉強を並行して行います。とても忙しく大変な時期でしたが、一緒に頑張れれる友達や、わからないことがあると丁寧に教えてくださる先生方のおかげで乗り越えることができました。友達とは、お互いがわからないところを教えあったり、時には愚痴をこぼすこともあり、同じ目標を持った仲間と切磋琢磨できたことは大切な思い出です。
地方独立行政法人 総合病院 国保旭中央病院 勤務/看護学部 看護学科/2021年卒