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文部科学省以外の省庁所管の学校/大阪

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ソラのコンシェルジュに興味はありませんか?

佐々木 海羽  東京都出身  2021年度入学
Q:航空管制運航情報官(航空情報科)を目指したきっかけは?
A:幼いころから飛行機や空港が好きで、漠然と将来は航空に関わる仕事がしたいと思っていました。進学先に悩んでいた時、母から航空保安大学校を紹介され、そこで初めて航空管制運航情報官の存在を知りました。運航情報官の仕事を調べるうちに様々な角度から航空の安全を支えるプロフェッショナルな職種であることを知り、憧れを持ちました。全国各地に配属官署があり、様々な地で働ける機会があることにも魅力を感じました。オープンキャンパスに参加した際に当時の在学生の方々がとても丁寧に質問に答えてくださり、将来働くならこんな方々と一緒に仕事がしたいと感じたこともきっかけの一つです。
    
Q:入学前後で印象が違ったことはある?
A:入学前は航空に関する専門的な知識がほとんどなかったため授業についていけるか不安でした。保安大の授業では各地の空港名や航空機の型式など基礎的なことから学んでいくため、一から知識を身に着けていくことができました。また、国家公務員ということで堅いイメージがありましたが、教官や先輩から現場の話を聞いたり、航空局外からの講師の方々に最新の航空事情を教えていただく中で、常に学び続けることや柔軟な発想が求められる仕事であることを知り、印象が変わりました。

Q:生活環境の大きな変化にどう対応した?
A:高校卒業後、出身地の東京都から本校の寮がある大阪府(関空のすぐ近く)に引っ越しました。
保安大は全寮制で、寮にはベッドやエアコン、共用の洗濯機など最低限の家具家電は設置されています。また、徒歩圏内に家電量販店やアウトレットなどの商業施設があるため不自由なく生活できました。困ったことがあればすぐに先輩に聞いたり同期と助け合ったりすることができるのも寮生活の利点です。初めての一人暮らしだったこともあり上手く生活していけるか不安だらけでしたが、先輩・同期・教官等多方面からのサポートがあり安心して生活を送ることができました。
卒業後、初任地である北海道に移りました。保安大時代に一人暮らしを経験していたため、新しい生活を送る上での不安はあまりありませんでした。一緒に赴任した同期と支え合い環境の変化にも次第に慣れ、新天地で仕事を覚えることに集中できました。

Q:在校時の楽しかった思い出を一つ教えて?
A:シミュレーター等を使った実習の授業が多くあるのですが、授業が終わるたびに反省会を行い励まし合い教え合っていたことがとても記憶に残っています。当時は必死でしたが今では良い思い出です。研修の科を超えた交流会で球技大会を行ったことも楽しかった思い出のひとつです。
保安大の同期は一般の大学等と異なり、退職までの長い付き合いとなる仲間です。2年間の研修を通じて関係性を構築し、運航情報官の業務においても必要不可欠なコミュニケーション能力を育みました。

Q:受験を考えている皆さんにメッセージをお願いします!
A:運航情報官の業務は多岐にわたり、航空機の運航を多角的に支えています。現在私は対空センターという場所で、飛行中の航空機や特定の飛行場を離着陸する航空機に対し、無線を通じて情報提供をする業務をしています。他にも、航空機の運航を監視する業務、飛行場の滑走路等を管理する業務、不測の事態が発生した際に航空機の捜索及び救難の連絡調整をする業務などがあります。
転勤がある、幅広い知識を要するなど人によってはデメリットに思える部分があるかもしれません。しかしその分色々なことが経験できる上、たくさんの人と出会い、常に新しいことを学び続けられるやりがいのある仕事です。
航空保安大学校では、入学と同時に国家公務員となり、関西空港を望む恵まれた環境の中で将来の仕事に必要な知識を基礎の基礎から学びながら、末永い付き合いとなる仲間たちとの関係性を育むことができます。
空の安全を支えたいという熱意のある皆さま、航空に携わる仕事に興味があるという皆さま。ソラのコンシェルジュ(我々の仕事はそう呼ばれています。調べてみてください。)に興味はありませんか?一緒に働ける日を楽しみにしています。
航空保安大学校(文部科学省以外の省庁所管の学校/大阪)
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