歯科衛生士として、口腔内の清掃や歯磨き指導、定期検診などに携わっています。患者さんに健康になってもらえるよう、歯の状態や改善方法について分かりやすく説明することを心がけています。日々の診療の中で、歯磨き指導を行った患者さんが磨き方を習得し、きれいで健康な歯になっていく様子にはとてもやりがいを感じます。また、患者さんから「次もまた担当してほしい」と声をかけられたときには喜びを感じます。今後は、臨床現場での経験を積みながら歯周病などに関する資格取得をめざし、歯科衛生士としてさまざまな分野に対応力を高めることが目標です。
以前、勤務していた歯科医院に、非常に高い技術を持ち、患者さんからの信頼も厚い歯科衛生士の方がいました。その方の診る患者さんが笑顔で帰っていく姿に、自分も誰かの健康に役立ちながら幸せにできる仕事をしたいと思い、歯科衛生士を志しました。学校選びをする中で、本学のカリキュラムや国家試験合格率の高さなどに魅力を感じました。また、オープンキャンパスでは先生方や在校生にお話しを伺うことができ、学習内容や環境について詳しく知ることができたほか、「厳しくてもプラスになる学びが多い」というアドバイスもいただき入学を決めました。
在学中は、歯科医院などの現場ですぐに働けるよう、臨床に関する内容を重視して学んでいました。さまざまな専門分野の先生方から指導を受けることができ、臨床の基礎から応用までしっかり身につけることができました。また、学生を信頼し丁寧に指導していただいた先生からは、人に寄り添うことの大切さを学ぶことができ、臨床現場でのコミュニケーションの取り方などに活かされています。疑問や相談に応えてくれる先生方や学習体制、一緒に目標をめざす多くの仲間がいるといった環境の中で、自分の理想とする歯科衛生士をめざすことができました。
茨木上野兄弟歯科/歯科衛生士学科(II部)3年制/2019年卒/歯科助手として働く中で、患者さんに慕われる歯科衛生士の先輩に憧れたことがきっかけとなり歯科衛生士をめざすことに。学生時代は、実習や海外研修を通じて臨床や歯科医療技術を学び、歯科衛生士に求められる多様な知識・技術を身につけた。現在は、茨木上野兄弟歯科などの歯科医院で勤務し、より安全性の高いサービス提供を目標に臨床経験を積み重ねている。