「こんなことってあるの…?」ーー西洋医学を学び、臨床現場で実践してきた私。徒手療法や物理療法では効果が出ずに苦戦するケースでも、鍼など東洋医学のアプローチをすると効果が見えるような状況を何度も経験し、そんな驚きから東洋医学にも関心を持つようになりました。「西洋医学」と「東洋医学」。医学という点では共通しているものの、別のもののように、対比的に受け止められることも多いかもしれません。しかし、アプローチは異なっても、どちらも体を治すという共通点がある。互いの特徴を補完しあい、融合しあえたら、体の痛みや病気で困っている人たちにもっと効果的なアプローチができる。そんな次世代の医療の在り方を私自身も研究していますし、学生とも一緒に考えていきたいと思っています。
将来の選択肢を広げる意味でも、西洋医学と東洋医学の両方をバランスよく学んで欲しいです
「鍼灸の基礎的なノウハウはもちろん、世界的にも注目を集める本学の『経穴刺激理学療法』を直に学んで体験できるのが関西医療大学の大きな強み」だと話す東藤先生。また、一年次から正常動作を理解するなど動作分析や評価においても実践力を磨き、現場で即戦力となることに特化している。「昨今では、認定理学療法士や専門理学療法士など、専門に特化したスキルが求められます。本学の広い学びの中で、東洋医学でもいいですし他にもコレ!と言えるものを見つけることで”選ばれる”理学療法士になって欲しいですね」。
1年の担任を受け持つ東藤先生。一人ひとりとの面談を欠かさず、学びや将来に対する思いにも耳を傾ける
街行く人の歩き方や動きを見るだけで「右腰に痛みがありそう」「変形関節症の予備群かも」と推測できるほど、理学療法士は観察・発見に長けた仕事です。予防や治療で人の役に立つ醍醐味をぜひ感じて欲しいですね。
専門/理学法、脊髄運動神経機能の興奮性に関する指標
略歴/幼少期に父が事故で脊髄損傷し、車椅子生活を余儀なくされたことでリハビリテーションに関心を抱く。関西医療大学大学院 保健医療学研究科を卒業し、2018年同大学保健医療学部理学療法学科入職。現在は基礎運動学、日常生活活動学、動作分析学、脊髓損傷理学療法学などの授業を担当。2019年には更なる研究のため金沢大学医薬保健研究科へ進学、博士後期課程修了。
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