大原法律公務員専門学校／卒業後のキャリア（法律行政２年制学科国家公務員西澤　敦樹さん）【スタディサプリ進路】

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挑戦しながら成長できる仕事だと思います

先輩の仕事紹介

国や国民を守るという正義感と責任感を持って、様々な業務に挑戦しています

国家公務員

法律行政2年制学科卒/2022年卒

西澤　敦樹さん

この仕事や研究の魅力・やりがい

旅具検査官として、法律で定められた日本に輸入してはならないものの密輸阻止を行っています。具体的には、不正薬物や拳銃といった社会悪物品、偽ブランド品などの知的財産侵害物品の取り締まり、税金の徴収などです。外国から持ち込む際、免税数量が決まっていて、超えるときは税金を納めなければならない物品があります。その税金を納めずに通関しようとした旅客を発見した時は、「国と国民の役に立ったんだ」という実感が湧き、改めてやりがいを感じました。今の仕事で大切なことは、物事を分析的・客観的な視点で見ることです。たくさんの人と接する中で主観的な視点で物事を進めてしまうと、偏った判断になることがあるので注意しています。

学校で学んだこと・学生時代

この学校を選んだ理由は、パンフレットを見て、公務員の専門学校ですが、仮に公務員にならなくてもしっかりと就職まで導いてくれるところに魅力を感じたからです。実際に入学すると、担任の先生は公務員試験の対策だけでなく、生きていく上での考え方も教えてくださいました。その考え方のおかげで、今も仕事や人間関係でとても救われています。学生当時に力を入れたことは、公務員試験に向けた勉強です。知識を深めるために過去問をたくさん解いて、間違えた問題は何度も挑戦し、友達や先生に聞いたりもしました。また、就職した今、公務員になった同級生と一緒に働く機会がよくあり、広い人脈を作ることができたと実感しています。

入国される方々の荷物に違法なものがないか確認します

分野選びの視点・アドバイス

専門学校に入って税関の仕事は驚くほど多岐にわたると知り、様々な業務に挑戦しながら定年退職まで成長し続けられるだろうと考えて、目標としました。この仕事で大切なのは正義感と責任感です。国を守る仕事に就いていると自覚しています。また、コミュニケーションを取ることも必要とされます。学生時代には、見知らぬ人でもとにかく声を掛けて、話をするということをしました。そうした経験から、よりスムーズに物事や日程などを決められるようになったと思います。加えて、学生時代は多くの友人を作ってください。困ったときに相談に乗ってくれるなど、学生のときだけの関係で終わらないからです。

学生時代に学んだ電話対応が今に役立っています

西澤　敦樹さん

財務省函館税関勤務/法律行政2年制学科卒/2022年卒/外国から違法なものが輸入されようとしていないか、日々目を光らせている西澤さん。仕事をするにあたって日頃心がけていることを聞くと「隠匿方法やスーツケースの銘柄など、常にいろいろな情報を集め、今後の仕事に活かせるよう分析しています」と、大勢の旅客の中から不審な点を見極める力を養う秘訣を教えてくれた。また、「育成制度が充実していて、言語研修であれば英語、中国語、ロシア語、フランス語など多岐にわたります。外国の方を相手にもスムーズにコミュニケーションを取れるよう、それらを受講して言語習得に励んでいます」と将来に向けて取り組んでいるという。

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。

この先輩が学んだのは…