大学生活の思い出に残る走りを。
豊川工科高等学校
安永 賢士郎 2020年度入学
【ハーフマラソンに出場】
―11月に出場した『いびがわマラソン』で2位とお聞きしました。おめでとうございます!
ありがとうございます。でも正直なところ、1位を狙っていたので、とても悔しいですね。
―それは悔しいですね。記録はいかがでしたか?
記録は1時間8分36秒でした。70分を切ることも目標のひとつでしたので、それは達成できてよかったです。70分を切ると、別府大分毎日マラソンに抽選することなく出場可能になるので、これで安心して練習に打ち込めます。
―なるほど。ちなみに1位の方とはどれくらいの差があったのですか?
1位の方には1分くらい離されていました。1位の方は強かったです。愛知県内の記録会などでも、その方のお名前は目にしていました。なので、速い人だということは分かってたんすけど、実際走ってみるとやっぱり速かったですね。
―今回はどのようなコースだったのですか?
スタートして5km辺りから登り始めて、8km過ぎに傾斜が急な坂がありましたね。そこが一番苦しいポイントでした。あとコースの折り返し辺りも上り坂になっていたので、その二地点が本当にきつかったです。
―競技場でのレースとは違った難しさがあるんですね。
競技場とはまた違ったペース配分が必要でしたね。きついコースというのは知っていたのですが、自分が思ったより上りでは相当ペースが落ちました。でも意外と後半は下りのポイントもあり、ペースを上げることができ、最後は声援もあり気持ちよくゴールすることができました!
【日々の練習について】
―陸上競技サークルに所属していますが、高校までは陸上部だったのですか?
実は陸上部に所属していたのは高校1年の9月頃までで、高校2年からサッカー部でした。高校に入るまでもサッカーをしていたので、陸上部での活動はそれまでほとんどありませんでしたね。
―そうなんですね。なぜ大学からは陸上競技サークルに?
高校で結果を出すわけでもなく中途半端に終わったというのが心に残っていたのと、特に陸上の練習をしていなくても、高校3年生の体育祭や体力テストの1500mで、陸上部の人と同じぐらい走れていたので、大学でちょっと挑戦してみようかなと思い入りました。
―陸上競技サークルはどこで練習しているんですか?
僕が入部する前は平和公園などで集まって練習することもあったそうなのですが、僕が入部した年にコロナが蔓延したこともあり、個人練習が中心となっています。今はメンバーが全員で3人いるんですけど、1人1人が自分の目標に合わせて練習していますね。大会とかは愛知東邦大学として出場します。
―個人練習は困らなかったですか?コーチがいなくて心細くなりそうですが。
ホームページを見た時に、基本的には個人練習だということは分かっていたのですが、いざ1人で練習を始めようと思うとサッカー部上がりということもあって、難しいなと感じるときもありました。でも今は一人でよかったとも思います。全部自分自身で変えられるので。例えば体調が悪いと思ったら、練習量を減らしたり、休んだりとこともできるので。
―なるほど。練習メニューはどのように組み立ているのでしょうか?
自分で本を買って勉強したり、SNSなどで世界のトップランナーの練習メニューなどを見たりして、それを自分の練習に落とし込んでやってみての繰り返えしで練習メニューを組み立てていました。
―努力家ですね!
【初のマラソン出走に向けて】
―冒頭でもお話いただきましたが、次に出場するレースはフルマラソンなんですね。
そうですね。その前に12月に東海大学記録会があるので、今はそこに向けて練習しています。その後、2月に別府大分毎日マラソンに出場します。マラソンを走るのはこれが初めてです。
―なるほど。それぞれの目標はありますか?
東海大学記録会は5000mで出場します。こちらは自己ベストを更新が目標です。マラソンは走ったことがないので全然想像できませんが、2時間20分は切りたいなと思っています。
本当にどのあたりから苦しくなるのかわからないですけどね。笑
―どちらも良いレースができるといいですね!今はどのような練習をされているのですか?
負荷の高い練習は週2回か3回ぐらいで、他の日はジョグなんですけど、朝6時か7時くらいに12km走って、夕方10kmぐらい走る感じですね。完全に休む日は、2週間か3週間に1回ぐらいですね。それを続けています。
―すごいですね。走ることが生活の一部になっているんですね。
そうですね。もちろん走りたくないなという日もあるんですけど、走らないと数時間後に後悔してしまうことがあったので、計画的な休み以外では走るようにしています。着替えて走っちゃえば、10分ぐらいすれば走りに集中できるので。
―継続する力が素晴らしいですね。これからもぜひ頑張っていただきたいです!
ありがとうございます!