心理分野を学んだ4年間
瑞浪高等学校
中嶋 彩乃 2020年度入学
【人間健康学部(心理分野)での学び】
―心理学に興味をもったきっかけを教えてください。
高校生の頃、ニュースで過労死やいじめ、心の病が増えて来ているという現状を知りました。その時に心理学を勉強して自分も社会のために何か貢献できたら良いなと思ったことがきっかけです。
―実際に勉強をして面白いと感じたことはありますか?
心理学に関してもさまざまな分野や視点から学ぶことができて面白いなと思いました。例えば犯罪心理学では実際に起きた事件を基に加害者や被害者に対する心理支援を学んだり、別の授業では死を受け入れるまでの緩和医療の話を聞いたりしました。特に緩和医療に関しては私の祖父が実際にそういう医療を受けていたので、熱心に耳を傾けていました。
―幅広い内容の学びがあるのですね。授業は主に座学が中心なのですか?
心理演習はグループワークが多いのですが、それ以外は座学が中心でしたね。さまざまな事例や心理支援、学説や実験方法など専門的な用語を覚えることが大変でした。
―なるほど。ちなみに心理演習のグループワークではどのようなことを行なったのですか?
心理演習では相槌の仕方や質問の仕方などカウンセリングの手法を学びました。また、ペアになって実際に模擬カウンセリングも行いました。授業では相槌の大切さを知るために、会話中全く相槌をしないということも実践しました。実際に体験して聞き手が相槌もせず何の反応も見せなかったら、とても悲しい気持ちになりました。その時、相槌をすることだけでも話し手と聞き手の間に信頼関係が築けるのだと知りました。
―面白いですね。また、実践したからこその気づきがあったのですね。
【心理実習での体験】
―公認心理師のカリキュラムに心理実習がありますね。心理実習ではどのようなことを行うのですか?
心理実習では病院(精神科)に行き、そこで働く心理士の方がどのように業務に携わっているのかお話をお聞きしたり、施設を見学したり、集団療法に参加したりしました。実習期間は二日間でした。
―なるほど。実際に患者さんとコミュニケーションをとる機会もあるのですか?
集団療法に参加した際に、患者さんとコミュニケーションをとる機会がありました。その時、患者さんのお話を聞くべきだったのですが、どのように話しかければ良いのか分からなかったです。仮に患者さんの方から話しかけてくださった場合は、そのままコミュニケーションをとっても良いと思うのですが、話しかけられなかったので、患者さんはその日は会話が嫌な日かもしれないと考えてしまい、私の方から話しかけることができませんでした。
―難しいですね。そのことに関して、心理士の方から何かアドバイスはありましたか?
「聞くことに意識しすぎているかもしれないですね。でも聞き手から話すことも大切ですよ。」と言ってくださって、これから変えていかなければならないなと思いました。授業では聞くことばかり意識していましたが、実際に患者さんと関わることで、聞くことと同じほど話すことも大切だと学びました。
―実習に参加したことで、大きな気づきを得たのですね。
そうです。次の実習は福祉機関で行うので、今回の反省と気づきを生かして頑張りたいと思います!
【これからについて】
―現在はどのようなことに力を入れているのですか?
現在は卒業研究と就職活動に力を入れています。
―卒業研究はどのような内容を考えているのですか?
まだまだこれからですが、音楽と心理学を結びつけた研究を考えています。
先行研究でも音楽と心理学を結びつけたものがあり、特に歌の歌詞とメロディーの関係性や必要性の研究をしたものが面白いと思ったので、そのような研究ができればと考えています。
―面白いですね。音楽が心理的にどのような影響を与えるのかについても調査するのですか?
そうですね。音楽でもメロディーだけのものと歌詞・歌がついているもので、感じ取り方が違うと思います。なので、実際に音源を用意してアンケートを取りながら関係性を調査できればと思います。
―なるほど。就職活動はいかがですか?
現在は営業職を中心に就職活動をしています。実業務でも心理学で学んだカウンセリングの知識やコミュニケーションの知識を活かすことができると思うので、頑張りたいと思います。でももし、社会に出て、やっぱり心理の勉強がしたいと思ったときは、大学院への進学も考えたいと思います。なので、公認心理師のカリキュラムはしっかりと履修しています。
―是頑張ってください。応援しています!
―心理学に興味をもったきっかけを教えてください。
高校生の頃、ニュースで過労死やいじめ、心の病が増えて来ているという現状を知りました。その時に心理学を勉強して自分も社会のために何か貢献できたら良いなと思ったことがきっかけです。
―実際に勉強をして面白いと感じたことはありますか?
心理学に関してもさまざまな分野や視点から学ぶことができて面白いなと思いました。例えば犯罪心理学では実際に起きた事件を基に加害者や被害者に対する心理支援を学んだり、別の授業では死を受け入れるまでの緩和医療の話を聞いたりしました。特に緩和医療に関しては私の祖父が実際にそういう医療を受けていたので、熱心に耳を傾けていました。
―幅広い内容の学びがあるのですね。授業は主に座学が中心なのですか?
心理演習はグループワークが多いのですが、それ以外は座学が中心でしたね。さまざまな事例や心理支援、学説や実験方法など専門的な用語を覚えることが大変でした。
―なるほど。ちなみに心理演習のグループワークではどのようなことを行なったのですか?
心理演習では相槌の仕方や質問の仕方などカウンセリングの手法を学びました。また、ペアになって実際に模擬カウンセリングも行いました。授業では相槌の大切さを知るために、会話中全く相槌をしないということも実践しました。実際に体験して聞き手が相槌もせず何の反応も見せなかったら、とても悲しい気持ちになりました。その時、相槌をすることだけでも話し手と聞き手の間に信頼関係が築けるのだと知りました。
―面白いですね。また、実践したからこその気づきがあったのですね。
【心理実習での体験】
―公認心理師のカリキュラムに心理実習がありますね。心理実習ではどのようなことを行うのですか?
心理実習では病院(精神科)に行き、そこで働く心理士の方がどのように業務に携わっているのかお話をお聞きしたり、施設を見学したり、集団療法に参加したりしました。実習期間は二日間でした。
―なるほど。実際に患者さんとコミュニケーションをとる機会もあるのですか?
集団療法に参加した際に、患者さんとコミュニケーションをとる機会がありました。その時、患者さんのお話を聞くべきだったのですが、どのように話しかければ良いのか分からなかったです。仮に患者さんの方から話しかけてくださった場合は、そのままコミュニケーションをとっても良いと思うのですが、話しかけられなかったので、患者さんはその日は会話が嫌な日かもしれないと考えてしまい、私の方から話しかけることができませんでした。
―難しいですね。そのことに関して、心理士の方から何かアドバイスはありましたか?
「聞くことに意識しすぎているかもしれないですね。でも聞き手から話すことも大切ですよ。」と言ってくださって、これから変えていかなければならないなと思いました。授業では聞くことばかり意識していましたが、実際に患者さんと関わることで、聞くことと同じほど話すことも大切だと学びました。
―実習に参加したことで、大きな気づきを得たのですね。
そうです。次の実習は福祉機関で行うので、今回の反省と気づきを生かして頑張りたいと思います!
【これからについて】
―現在はどのようなことに力を入れているのですか?
現在は卒業研究と就職活動に力を入れています。
―卒業研究はどのような内容を考えているのですか?
まだまだこれからですが、音楽と心理学を結びつけた研究を考えています。
先行研究でも音楽と心理学を結びつけたものがあり、特に歌の歌詞とメロディーの関係性や必要性の研究をしたものが面白いと思ったので、そのような研究ができればと考えています。
―面白いですね。音楽が心理的にどのような影響を与えるのかについても調査するのですか?
そうですね。音楽でもメロディーだけのものと歌詞・歌がついているもので、感じ取り方が違うと思います。なので、実際に音源を用意してアンケートを取りながら関係性を調査できればと思います。
―なるほど。就職活動はいかがですか?
現在は営業職を中心に就職活動をしています。実業務でも心理学で学んだカウンセリングの知識やコミュニケーションの知識を活かすことができると思うので、頑張りたいと思います。でももし、社会に出て、やっぱり心理の勉強がしたいと思ったときは、大学院への進学も考えたいと思います。なので、公認心理師のカリキュラムはしっかりと履修しています。
―是頑張ってください。応援しています!