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私立大学/愛知

アイチトウホウダイガク

子ども自らが考え行動できる関係性を築きたい

藤澤 拓朗 2021年度入学
【教員を目指すきっかけ】
―小学校教員を目指したきっかけを教えて下さい。
もともと人と話し関わることが好きで、そのような仕事がしたいなと中学3年生頃から考えていました。小学校6年生の時に担任の先生と仲が良く印象に強く残っていたため、教員という職業をそのころから漠然と意識していました。

―人と関わりたいという想い、そして仲の良かった先生との関わりから昔から意識されていたのですね。では具体的には高校生の頃から教員を目指し始めたのでしょうか?
そうですね。高校は工業系の高校に通っていました。父と兄がパソコンを扱う仕事をしていたため、自分も同じような仕事に就くのがいいのかなと思っていたからです。ですが学んでいくなかで自分には向いていないのでは…と感じて、大学や将来を検討するなかで漠然と選択肢の一つとしてあった教員へ改めて関心を持ち、愛知東邦大学の教育学部へ進学を決めました。

【学びと実習】
―実際に大学に入学してどうでしたか?
ゼミの先生でもある西崎有多子先生の英語の授業がとても大変でした。
大学は個人が授業を聞き学習していくものだと思っていたのですが、西崎先生の授業はテストも多く厳しく、勉強からは決して逃げられない環境で、結果をきちんと出していかねばならず苦労しました。

―厳しく学べる環境があったのですね。その他に印象に残っている授業はありますか?
3年生からの模擬授業を行う教育法はとても重要だったかと思います。 授業によって異なるのですが、題材を与えられてどのような指導案を作るべきか、指導案づくりから教えて頂き、最終的には自分たちで一から指導案を作ってグループごとに授業を実践してみるというものでした。

―授業やゼミで先輩たちと関わる機会や交流はあるのでしょうか?
西崎先生のゼミで、先輩たちと一緒に採用試験の勉強をしたり話を聞く機会がありました。自分自身も実習を終えた際に、実習での経験を後輩に話す機会を頂きました。

―そのような場で経験を共有できるのはとてもいいですね。では実際の教育実習はいかがでしたか?
とても大変でした。2年生で介護等体験、3年生で幼稚園実習、4年生で小学校の教育実習があります。個人的には特に幼稚園実習が大変に感じました。
小学校は愛知県の5年生のクラスへ実習に行き、算数、社会、国語、道徳の授業を担当しました。実習をしながら、毎日授業をしている先生たちを尊敬しました。
あとは授業だけではなく、給食時に子どもたちの様子をみながら、しっかり食べるように、遊びすぎないように良い塩梅をとりながら給食指導もしました。

【小学校教員への道】
―採用試験について教えてください。
実は3年生で特別講座(以下特講)に入るまであまり勉強が出来ていませんでした。3年生前期までなかなかやる気が出てなかったのですが、後期から焦りを感じしっかりと勉強をはじめました。先生が準備して下さる課題やプリントで勉強し、模試についても先生たちの指導のもと取り組みました。特講は周りに頑張っている仲間がいて互いに努力しあえる環境があります。特講を受けて本当に良かったと思っています。

―面接に向けてはどのような対策をしましたか?
山本かほる先生が一人ひとりにしっかり時間をかけて、それぞれに合った回答や発問を一緒に考えて下さりました。静岡県の教員採用試験も受けたのですが、試験への練習時間がないなか時間をつくって、練習に付き合って下さり本当に感謝しかありません。

―4月から教員としての生活が始まりますね。どのような先生になりたいですか?
3月の中旬に配属先が分かり4月より働きはじめます。
子どもたちへ圧をかけるというよりは、子どもたち自らがルールを理解できるような雰囲気づくりをしたいと思っています。
教育実習で受け持ったクラスが理想的で、指示を待たずに子どもたちが自ら行動していました。先生に対して信用があるからそのような関係が築けているのだろうと思います。 実習先の先生からは「子どもたちには最初は厳しく、良いバランスを考えながら対応していくことが大切」とアドバイスを頂きました。子どもたちには楽しんで時間を過ごしてほしいと思っています。

―卒業まで残り数か月ですがどう過ごしたいですか?
あと少し卒論を頑張り、残り短い期間ですがしっかり楽しみたいです。
愛知東邦大学(私立大学/愛知)
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