答えがない問いの探求が成長に
浅井 将尊 2021年度入学
【ゴールはデパートでのポップアップストア成功】
―よろしくお願いします!早速ですがプロジェクト型授業について教えてください。
はい、「東邦プロジェクト」という授業の中で行われました。
学生が主体となって進めていく、課題解決型授業です。
毎年、様々なプロジェクトが立ち上がり、企業や地域と共に進めていくプロジェクトもあります。
―なるほど!今回のテーマは?
今回は地元企業である、株式会社ZINAZOLとの共同プロジェクトでした。
ジナゾルは刻印してある文字を指やクレヨンでなぞったり、パズルのように組み立てられる知育玩具です。
今回のゴールは「デパートのポップアップイベントを成功させる」こと。
そのために前期授業期間は4名の学生と準備を重ねました。
―具体的にどのようなことをされたのですか?
シンプルだからこそ、幅広い遊びができるジナゾル。
まずは、愛知東邦大学内にあるへいわがおか保育園に協力をしてもらい、子どもたちが実際どんな遊び方をするのかを観察しました。
―なるほど!園児の様子はどうでしたか?
パズルで組み合わせることのできない1~2歳の子はクレヨンで文字をなぞったり、塗りつぶしたり、刻印された文字を読んだりしていました。
でも、すぐに飽きてしまう子どもたちもいました・・・
―あらら・・・そこでなにか工夫されたのですね?
だったら、もっと簡単で単純な遊びを考えよう!と思い、私たちが組み立てたジナゾルを壊す遊びを提案したところ、子どもたちが目の色を変えてたくさん遊んでくれました。
普段、子どもたちと関わる機会が少ないので楽しく、勉強になると同時に、実際使用する人の声(今回は行動)を知ることは大切だなと思いました。
―学内でもジナゾルの展示会を行っていましたよね!
ポップアップの模擬として、知恵の遊び場+NOVA(新しい)で「ちえのば」と名付け、大学L棟1階で展示ブースを設置しました。
ブースには子どもたちが壊せるようにジナゾルを高く積み上げてみました。
それは同時に、外から見た時になにやってるんだろう?楽しそう!と思わせられる装飾にもなりました。
―確かに装飾はインパクトがありました!当日運営してみてどうでしたか?
当日は数組の子ども達が来てくれました。
5歳、小学2年生、小学5年生の兄弟が来てくれた時は積み上げたり壊したり・・・を繰り返して2時間ぐらい一緒に遊びました!
子どもって本当にパワフルでこっちがぐったりしちゃうほどでした(笑)
―それだけ夢中になれるということですね(笑)実際にジナゾルプロジェクトに関わってどうでしたか?
株式会社ZINAZOL 大平社長に3.4回ほどお会いして、実際にコンセプトやこだわりを教えていただきました。
その熱量とアイデア力、行動力に感銘を受けました。
プロジェクトの中で成長できたと思える部分はたくさんありますが、なにより社長の間近で聞けたことがなにより印象に残り、刺激を受けました。
―ポップアップも成功を祈ってます!
【合同で行ったカフェ運営】
―その他のプロジェクトについても教えてください!
専門プロジェクトの授業を取っている学生と共にカフェ運営を行いました。
大学には何年か前までカフェテリアとして使われている場所があり、その場所を復活させよう!と始まったプロジェクトです。
―具体的に当日までどんな準備をしましたか?
まずはコンセプトを決め、メニュー決めや予算(利益率の計算も)や保健所への確認、場所の掃除や在学生への告知などを行いました。
ーなるほど!実際に出店まで一通り経験できましたね。
はい。当然、スムーズにいかない時もありました。
コンセプトを決める時に意見がまとまらなかったり、やりたいことがあっても衛生管理上NGが出てしまったり・・・
なかなか話が前に進まない時は、私と先生方とで話す場を設けてもらい、方向性を決めました。
話し合っていく中で次第とメンバーのまとまりも出てきて、無事に当日は成功して終えることができて良かったです!
実際は、何年も使われていない場所を清掃するのが一番大変でした(笑)
―リアルな意見ですね(笑)最終的にどんなコンセプトになりましたか?
ワンコイン(COIN)・カップ(CUP)・「ここで」やっているよ!といった意味を込めて「COCO CAFÉ」にしました。
カップにお菓子を詰めたものとコーヒーや紅茶をセットにして100円で提供しました。
―ありがたいお値段!私も撮影に行きましたが賑わっていましたね!
はい!来てくれたお客さんは85名ほど。
学校のシステムを使ったお知らせや学内放送、チラシ配りなどの効果で予想よりたくさんの人が来てくれました。
カフェテリアに活気が戻ったようで嬉しかったです。
【正解のない問いを探す経験】
―プロジェクト全体を振り返ってみていかがですか?
始めは「グループワークをやりたい」、「谷口先生がゼミ担当だからその流れで」といった興味本位で授業を選択したのですが、まさかこんなに真剣に取り組めるものだとは!というのが一番の感想です。
学ぶ・覚えるではなく、正解のない問いを探す経験ばかり。
それは座学の授業やアルバイトで得られるものとは異なります。
リーダーシップや発言の責任感も学び、自分の将来像が明確になっていきます。
あとは、東邦プロジェクトを通じて、他学年・他学部の学生と出会えるのも醍醐味の1つです。
―素敵ですね。学外でも活動されているようですね?
今は若手の経営者の方々が集まる、名古屋商工会議所 若鯱会の方々と共にビジネスコンテストの準備をしています。
若手経営者の方7名と私含め3名の大学生で1チームとして、社会問題の解決を絡めてビジネス形態を発表していきます。
まだ、始まったばかりなのですがグループリーダーを任せていただいたので成功に向けて頑張ります!
―最後に将来についてお聞かせください。
将来は経営に携わりたいと思っています。
そのため、学生のうちに色々な経験を積もうと思い、プロジェクト型授業の参加や学外でも活動をしています。
あと1年で、しっかりと方向性を定めて立派な社会人として愛知東邦大学から羽ばたいていきたいです。
そして入学当時からの目標である、初志貫徹できる人間の実現をめざします!
―よろしくお願いします!早速ですがプロジェクト型授業について教えてください。
はい、「東邦プロジェクト」という授業の中で行われました。
学生が主体となって進めていく、課題解決型授業です。
毎年、様々なプロジェクトが立ち上がり、企業や地域と共に進めていくプロジェクトもあります。
―なるほど!今回のテーマは?
今回は地元企業である、株式会社ZINAZOLとの共同プロジェクトでした。
ジナゾルは刻印してある文字を指やクレヨンでなぞったり、パズルのように組み立てられる知育玩具です。
今回のゴールは「デパートのポップアップイベントを成功させる」こと。
そのために前期授業期間は4名の学生と準備を重ねました。
―具体的にどのようなことをされたのですか?
シンプルだからこそ、幅広い遊びができるジナゾル。
まずは、愛知東邦大学内にあるへいわがおか保育園に協力をしてもらい、子どもたちが実際どんな遊び方をするのかを観察しました。
―なるほど!園児の様子はどうでしたか?
パズルで組み合わせることのできない1~2歳の子はクレヨンで文字をなぞったり、塗りつぶしたり、刻印された文字を読んだりしていました。
でも、すぐに飽きてしまう子どもたちもいました・・・
―あらら・・・そこでなにか工夫されたのですね?
だったら、もっと簡単で単純な遊びを考えよう!と思い、私たちが組み立てたジナゾルを壊す遊びを提案したところ、子どもたちが目の色を変えてたくさん遊んでくれました。
普段、子どもたちと関わる機会が少ないので楽しく、勉強になると同時に、実際使用する人の声(今回は行動)を知ることは大切だなと思いました。
―学内でもジナゾルの展示会を行っていましたよね!
ポップアップの模擬として、知恵の遊び場+NOVA(新しい)で「ちえのば」と名付け、大学L棟1階で展示ブースを設置しました。
ブースには子どもたちが壊せるようにジナゾルを高く積み上げてみました。
それは同時に、外から見た時になにやってるんだろう?楽しそう!と思わせられる装飾にもなりました。
―確かに装飾はインパクトがありました!当日運営してみてどうでしたか?
当日は数組の子ども達が来てくれました。
5歳、小学2年生、小学5年生の兄弟が来てくれた時は積み上げたり壊したり・・・を繰り返して2時間ぐらい一緒に遊びました!
子どもって本当にパワフルでこっちがぐったりしちゃうほどでした(笑)
―それだけ夢中になれるということですね(笑)実際にジナゾルプロジェクトに関わってどうでしたか?
株式会社ZINAZOL 大平社長に3.4回ほどお会いして、実際にコンセプトやこだわりを教えていただきました。
その熱量とアイデア力、行動力に感銘を受けました。
プロジェクトの中で成長できたと思える部分はたくさんありますが、なにより社長の間近で聞けたことがなにより印象に残り、刺激を受けました。
―ポップアップも成功を祈ってます!
【合同で行ったカフェ運営】
―その他のプロジェクトについても教えてください!
専門プロジェクトの授業を取っている学生と共にカフェ運営を行いました。
大学には何年か前までカフェテリアとして使われている場所があり、その場所を復活させよう!と始まったプロジェクトです。
―具体的に当日までどんな準備をしましたか?
まずはコンセプトを決め、メニュー決めや予算(利益率の計算も)や保健所への確認、場所の掃除や在学生への告知などを行いました。
ーなるほど!実際に出店まで一通り経験できましたね。
はい。当然、スムーズにいかない時もありました。
コンセプトを決める時に意見がまとまらなかったり、やりたいことがあっても衛生管理上NGが出てしまったり・・・
なかなか話が前に進まない時は、私と先生方とで話す場を設けてもらい、方向性を決めました。
話し合っていく中で次第とメンバーのまとまりも出てきて、無事に当日は成功して終えることができて良かったです!
実際は、何年も使われていない場所を清掃するのが一番大変でした(笑)
―リアルな意見ですね(笑)最終的にどんなコンセプトになりましたか?
ワンコイン(COIN)・カップ(CUP)・「ここで」やっているよ!といった意味を込めて「COCO CAFÉ」にしました。
カップにお菓子を詰めたものとコーヒーや紅茶をセットにして100円で提供しました。
―ありがたいお値段!私も撮影に行きましたが賑わっていましたね!
はい!来てくれたお客さんは85名ほど。
学校のシステムを使ったお知らせや学内放送、チラシ配りなどの効果で予想よりたくさんの人が来てくれました。
カフェテリアに活気が戻ったようで嬉しかったです。
【正解のない問いを探す経験】
―プロジェクト全体を振り返ってみていかがですか?
始めは「グループワークをやりたい」、「谷口先生がゼミ担当だからその流れで」といった興味本位で授業を選択したのですが、まさかこんなに真剣に取り組めるものだとは!というのが一番の感想です。
学ぶ・覚えるではなく、正解のない問いを探す経験ばかり。
それは座学の授業やアルバイトで得られるものとは異なります。
リーダーシップや発言の責任感も学び、自分の将来像が明確になっていきます。
あとは、東邦プロジェクトを通じて、他学年・他学部の学生と出会えるのも醍醐味の1つです。
―素敵ですね。学外でも活動されているようですね?
今は若手の経営者の方々が集まる、名古屋商工会議所 若鯱会の方々と共にビジネスコンテストの準備をしています。
若手経営者の方7名と私含め3名の大学生で1チームとして、社会問題の解決を絡めてビジネス形態を発表していきます。
まだ、始まったばかりなのですがグループリーダーを任せていただいたので成功に向けて頑張ります!
―最後に将来についてお聞かせください。
将来は経営に携わりたいと思っています。
そのため、学生のうちに色々な経験を積もうと思い、プロジェクト型授業の参加や学外でも活動をしています。
あと1年で、しっかりと方向性を定めて立派な社会人として愛知東邦大学から羽ばたいていきたいです。
そして入学当時からの目標である、初志貫徹できる人間の実現をめざします!
この先輩が学んでいるのは・・・
愛知東邦大学 経営学部
座学で得た知識を活かせる知恵を身につけ、実社会のめざす分野で活きる“経験知”を得よう ! !