たくさんの学びを糧に、小学校教員へ
修文学院高等学校
西 朗子 2021年度入学
【教員を目指すきっかけ】
―小学校教員採用試験の合格おめでとうございます!
ありがとうございます!今は感謝の思いでいっぱいです。
先生方のおかげで合格を勝ち取ることができ、両親や仲間がいてくれたおかげで
モチベーションを維持して取り組むことが出来たと思っています。
来年から今よりも忙しくなる日々が多くなると思いますが、将来立派な教員となれるように、1日1日を大切に生きていこうと思っています。
―小学校教員にはいつごろなりたいと思っていましたか?
大学入学時から小学校教員になることは決めていたのですが、高校は家政科で保育コースだったので、実は高校3年生の2学期までは保育士を目指していました。
―そうだったのですね!保育士から小学校教員を目指す変化が生まれたきっかけがあったのでしょうか?
はい、私には9つ離れた弟がいるのですが、弟に宿題を教えた際に「分かった!」と笑顔になったのを見て、子どもの笑顔ってなんて素晴らしいのだろうと思ったことが小学校の教員を目指しはじめたきっかけです。
また小学校6年生のときの担任の先生との出会いも大きいかと思います。笑顔がとても素敵で、子どもたち一人ひとりを大切にする憧れの先生でした。
―実際に弟さんに勉強を教えたことや尊敬できる先生との出会いがきっかけだったのですね。では本学への入学を決めた理由があれば教えてください。
3年生の2学期に保育士から小学校の教諭へ進路変更した際に、高校の担任の先生が愛知東邦大学を勧めてくれたことがきっかけです。
【目標に向かって】
―大学生活についてお聞きします。印象に残っている授業があれば教えて下さい。
3年生後期に受けた星野晶成先生の多文化理解教育です。外国ルーツをもつ子どもが増えていくなかでどう指導していくかを学ぶことができました。日本社会における様々な多文化を学ぶのですが、今後どのように子どもたちをサポートしていけばよいのか考えるきっかけにもなりました。
―実際に実習や採用試験で役立った授業はありますか?
そうですね…どの科目も自分の身になっていると感じていますが、特に国語科教育法、社会科教育法、図画工作科教育法では模擬授業をすることが出来たため、授業での経験をもとに指導案を作成することが出来、また実際に教育実習でも実践することができました。
―教職支援センターで実施している採用試験対策特別講座(※以下、特講)はどうでしたか?
教員や公立保育を本気で目指している人にお勧めしたいのが特講です。
自分ひとりでやるよりも効率的に勉強できる点が良かったです。
特講の筆記対策では、具体的に筆記と面接対策の2つを中心に勉強をしました。
日常学習というものがあり、問題集や演習をもとに3年次は教職教養と一般教養を繰り返し学習し、その後自治体別の過去問題集を何度も解きました。これを絶対にやっておいたほうがいいという部分を事前に対策出来ることが合格への道につながったかと思います。
気軽に先生に質問ができる環境が整えられており、苦手な分野を親身になって教えて頂ける点も助けになりました。
あとは仲間が近くにいるので緊張感を味わいながら勉強に取り組める点は大きかったかと思います。勝負ではないですが、みんなが頑張っていると焦りが生じるので、その緊張感が励みになりました。
―それは少数ならではの強みですよね!面接は山本かほる先生と対策を行ったのですか?
はい、山本かほる先生オリジナルの小論文や面接対策の基本などが載っている教科書をもとに、面接と小論文の対策をしていただきました。私は特に自分の考えや気持ちを言葉にすることがすごく苦手なので小論文には苦手意識がありました。
じっくりと考えすぎてしまう性格なので、山本かほる先生より考えすぎずに、自分の気持ちや思いを端的に伝える方法を徹底的に指導して頂きました。
【合格への道のりと今後について】
―教育実習はどうでしたか?
小学校2年生のクラスに3週間、教育実習にいきました。
事前に準備をしていても分かりやすい授業が出来ない、子どもの反応がうまく得られないなど、授業と子どもとの関わり方が特に大変でした。あとは板書の字が斜めになっていくなど…。
挫けそうになりましたが、指導教員や他の先生方に「頑張れ」と何度も応援して頂きました。
クラスのとある男の子に嫌われていると思っていたのですが、最終日にはサインがほしいと言ってくれて、とても嬉しくて涙が溢れ、メイクも崩れてしまいました。
実習を通して、言葉に出来ない子どもの悩みに気付けるようになりたいと思いました。
―実習を通して実際にどのようなことが大変なのか経験することが出来たのですね。
では次に採用試験について教えてください。熊本と山梨2つの採用試験に合格されましたが実際に採用試験はいかがでしたか?
自治体によって試験方法も様々ですが1次が教養試験、2次が面接試験でした。
2次試験の面接は山本かほる先生の対策のおかげで緊張感はありつつ、会話をしているような感覚で楽しみながら終始笑顔で挑むことができました。以前の自分では本当に考えられないことだと思います。
熊本の2次試験は個人面接2回と模擬授業でした。模擬授業は10分で、わたしは2年生の国語を選択しました。
山梨の2次試験は個人面接と集団討論でした。集団討論は6,7人のグループで行うのですが講師経験者の方がいて緊張しましたが、刺激あってよかったように感じています。
―実習と採用試験を受けて西さんのなかでもたくさんの学びや苦労があったかと思います
が、教師を目指す過程で特に大変だったことはなんでしょうか?
3年生のときに教育実習のすぐあとに教員採用試験があり、両立することが大変でした。
身体も心もボロボロで何度も挫折を感じ、こんなにも辛いのであれば逃げ出したいと思う時もありましたが、山本かほる先生、西崎有多子先生、水野伸子先生が最後まで気にかけてくださりました。
―今後どのような先生になりたいですか?
私は子どもの気持ちに寄り添える教師になりたいです。言葉で言うことは簡単かもしれませんが、子どもの言葉の裏にある背景や悩みを見つけていきたいです。難しいとは思いますが、教師をしていくなかで見つけて高めていきたいです。
―最後に先生を目指す後輩へメッセージをお願いします。
教員採用試験は忙しい日々が続きます。自分のことで精一杯になってしまうでしょう。しかし、周りには先生方や仲間がいることを忘れないでください。最後には「ありがとう」と感謝を伝えるといいと思います。みなさんの将来を陰ながら応援しています。
―小学校教員採用試験の合格おめでとうございます!
ありがとうございます!今は感謝の思いでいっぱいです。
先生方のおかげで合格を勝ち取ることができ、両親や仲間がいてくれたおかげで
モチベーションを維持して取り組むことが出来たと思っています。
来年から今よりも忙しくなる日々が多くなると思いますが、将来立派な教員となれるように、1日1日を大切に生きていこうと思っています。
―小学校教員にはいつごろなりたいと思っていましたか?
大学入学時から小学校教員になることは決めていたのですが、高校は家政科で保育コースだったので、実は高校3年生の2学期までは保育士を目指していました。
―そうだったのですね!保育士から小学校教員を目指す変化が生まれたきっかけがあったのでしょうか?
はい、私には9つ離れた弟がいるのですが、弟に宿題を教えた際に「分かった!」と笑顔になったのを見て、子どもの笑顔ってなんて素晴らしいのだろうと思ったことが小学校の教員を目指しはじめたきっかけです。
また小学校6年生のときの担任の先生との出会いも大きいかと思います。笑顔がとても素敵で、子どもたち一人ひとりを大切にする憧れの先生でした。
―実際に弟さんに勉強を教えたことや尊敬できる先生との出会いがきっかけだったのですね。では本学への入学を決めた理由があれば教えてください。
3年生の2学期に保育士から小学校の教諭へ進路変更した際に、高校の担任の先生が愛知東邦大学を勧めてくれたことがきっかけです。
【目標に向かって】
―大学生活についてお聞きします。印象に残っている授業があれば教えて下さい。
3年生後期に受けた星野晶成先生の多文化理解教育です。外国ルーツをもつ子どもが増えていくなかでどう指導していくかを学ぶことができました。日本社会における様々な多文化を学ぶのですが、今後どのように子どもたちをサポートしていけばよいのか考えるきっかけにもなりました。
―実際に実習や採用試験で役立った授業はありますか?
そうですね…どの科目も自分の身になっていると感じていますが、特に国語科教育法、社会科教育法、図画工作科教育法では模擬授業をすることが出来たため、授業での経験をもとに指導案を作成することが出来、また実際に教育実習でも実践することができました。
―教職支援センターで実施している採用試験対策特別講座(※以下、特講)はどうでしたか?
教員や公立保育を本気で目指している人にお勧めしたいのが特講です。
自分ひとりでやるよりも効率的に勉強できる点が良かったです。
特講の筆記対策では、具体的に筆記と面接対策の2つを中心に勉強をしました。
日常学習というものがあり、問題集や演習をもとに3年次は教職教養と一般教養を繰り返し学習し、その後自治体別の過去問題集を何度も解きました。これを絶対にやっておいたほうがいいという部分を事前に対策出来ることが合格への道につながったかと思います。
気軽に先生に質問ができる環境が整えられており、苦手な分野を親身になって教えて頂ける点も助けになりました。
あとは仲間が近くにいるので緊張感を味わいながら勉強に取り組める点は大きかったかと思います。勝負ではないですが、みんなが頑張っていると焦りが生じるので、その緊張感が励みになりました。
―それは少数ならではの強みですよね!面接は山本かほる先生と対策を行ったのですか?
はい、山本かほる先生オリジナルの小論文や面接対策の基本などが載っている教科書をもとに、面接と小論文の対策をしていただきました。私は特に自分の考えや気持ちを言葉にすることがすごく苦手なので小論文には苦手意識がありました。
じっくりと考えすぎてしまう性格なので、山本かほる先生より考えすぎずに、自分の気持ちや思いを端的に伝える方法を徹底的に指導して頂きました。
【合格への道のりと今後について】
―教育実習はどうでしたか?
小学校2年生のクラスに3週間、教育実習にいきました。
事前に準備をしていても分かりやすい授業が出来ない、子どもの反応がうまく得られないなど、授業と子どもとの関わり方が特に大変でした。あとは板書の字が斜めになっていくなど…。
挫けそうになりましたが、指導教員や他の先生方に「頑張れ」と何度も応援して頂きました。
クラスのとある男の子に嫌われていると思っていたのですが、最終日にはサインがほしいと言ってくれて、とても嬉しくて涙が溢れ、メイクも崩れてしまいました。
実習を通して、言葉に出来ない子どもの悩みに気付けるようになりたいと思いました。
―実習を通して実際にどのようなことが大変なのか経験することが出来たのですね。
では次に採用試験について教えてください。熊本と山梨2つの採用試験に合格されましたが実際に採用試験はいかがでしたか?
自治体によって試験方法も様々ですが1次が教養試験、2次が面接試験でした。
2次試験の面接は山本かほる先生の対策のおかげで緊張感はありつつ、会話をしているような感覚で楽しみながら終始笑顔で挑むことができました。以前の自分では本当に考えられないことだと思います。
熊本の2次試験は個人面接2回と模擬授業でした。模擬授業は10分で、わたしは2年生の国語を選択しました。
山梨の2次試験は個人面接と集団討論でした。集団討論は6,7人のグループで行うのですが講師経験者の方がいて緊張しましたが、刺激あってよかったように感じています。
―実習と採用試験を受けて西さんのなかでもたくさんの学びや苦労があったかと思います
が、教師を目指す過程で特に大変だったことはなんでしょうか?
3年生のときに教育実習のすぐあとに教員採用試験があり、両立することが大変でした。
身体も心もボロボロで何度も挫折を感じ、こんなにも辛いのであれば逃げ出したいと思う時もありましたが、山本かほる先生、西崎有多子先生、水野伸子先生が最後まで気にかけてくださりました。
―今後どのような先生になりたいですか?
私は子どもの気持ちに寄り添える教師になりたいです。言葉で言うことは簡単かもしれませんが、子どもの言葉の裏にある背景や悩みを見つけていきたいです。難しいとは思いますが、教師をしていくなかで見つけて高めていきたいです。
―最後に先生を目指す後輩へメッセージをお願いします。
教員採用試験は忙しい日々が続きます。自分のことで精一杯になってしまうでしょう。しかし、周りには先生方や仲間がいることを忘れないでください。最後には「ありがとう」と感謝を伝えるといいと思います。みなさんの将来を陰ながら応援しています。
この先輩が学んでいるのは・・・
愛知東邦大学 教育学部
表現力豊かな幼稚園教諭、保育士、小学校教員へ ! !