戸建て住宅を検討し住宅展示場に来られたお客さまに、住まいづくりのご提案をしています。なかなか契約が取れずに悩んだ時期もありましたが、大学時代に硬式野球部できつい練習に耐えたことを思い出し、なぜ契約に結びつかないのかを考え、お客さまから信頼が得られるよう粘り強い努力を重ねた結果、乗り越えることができました。お客さまと何度も打ち合わせを重ね、引き渡しの際に『理想の家が完成した!』と言ってくださるのが本当にうれしいです(2019年取材)。
大学時代の4年間は、硬式野球部の練習に明け暮れていました。つらい時でも投げ出さず、継続して練習に取り組んだ経験は、どんなことがあっても負けない精神力を育みました。また、人への礼儀作法や気遣いを学べたことは仕事にも活きています。もちろん、経営学・経済学を体系的に学べたことも、今となってはとても大切な経験でした。「マーケティング論」や「ビジネスコミュニケーション」「プレゼンテーション技法」など、社会に出てから大きな力になりました。
お客さまと一緒に家をつくり上げて喜びを共有するうちに、いつしか自分も家を建てたいと考えるようになり、自社で家を新築しました。実際に自分の家を建てたことで、お客さまがどんな不安や悩みを抱えるのかをより深く理解できるようになりました。さらに、「顧客と営業マン」という垣根を越え、自分の実体験に基づいたアドバイスもできるようになりました。今後も親密な関係を築きながら、住まいづくりのお手伝いをしていきたいと考えています。
積水ハウス株式会社 埼玉支店 大宮展示場 勤務/国際経営学部 国際経営学科/2012年卒/硬式野球部で培った忍耐強さを武器に仕事に励む根本さん。「お客さまと何度も打ち合わせを重ね、引き渡しの際に『理想の家が完成した』と言ってくださるのが本当にうれしいです」と、仕事のやりがいを語る。さらに、自社で新築の家を建てた経験により、お客さまの視点で的確なアドバイスができるようになったそう。「これからも、顧客と営業マン、という垣根を越えて、親密な関係を築きながら住まいづくりのお手伝いをしていきたいですね。」