在学中に研修先として半年間ほどお世話になった第一志望のお店に、無事に就職することができました。現在は仕込みから飾り付け、包装、接客を担当しています。尊敬するオーナーパティシエのもとで、任せて頂ける仕事も少しずつ増えてきました。学校でのカフェシミュレーション実習の経験もあってか接客も大好きで、お客さまがケーキを買って帰られる宝石のような笑顔を見るたびに「この道を選んで良かった」と実感。子どもの頃に憧れていたショーケースを今度は内側から、真心を込めて作ったお菓子がキレイに見えるように心掛けて並べています。町のケーキ屋さんの道を選んで良かったと思える充実した毎日です。
子どもの頃、家族でよく立ち寄ったのが町のケーキ屋さん。ショーケースに並ぶまるで宝石のようなケーキやかっこいいパティシエの作業風景を見て、「ぼくもこんなキレイなケーキをつくってみたい!」と魅了されたのがこの道を目指した原点です。進学時に国際フードを選んだ一番の理由は、1年次に洋菓子・和菓子・製パンの基本をしっかり習得してから2年次で専攻コースを選べるところ。進学後も将来の選択肢が広がっているのは嬉しいですよね。地元・横浜で長年、一流ホテルからメーカー、個人店に至るまで、たくさんのパティシエを輩出し続けている国際フードならではの就職先の多彩さにも魅力を感じました。
横浜駅至近のロケーションは、毎日通学する学生にとっては魅力的。駅周辺には素敵なケーキ屋さんもいっぱい揃っていますし、アクセスも良いので食べ歩きもしやすい環境でした。在学中に学んだパティシエとしての技術や知識はもちろんですが、実は現場で一番役立っていると感じているのが挨拶などの礼儀作法です。学生が実際に校舎1階でカフェを運営するカフェシミュレーション実習を通じて、接客も大好きになりましたし、日頃の学生生活を通して職場内やお取引先との接し方など、社会人として求められる基本的なマナーをしっかりと身につけることができました。
パティスリー シェ・ツバキ 勤務/製菓製パン科2年制/2019年卒/小さい頃からよく町のケーキ屋さんに連れて行ってもらうことが多かったという産形さん。子どもながらにショーケースに並ぶ色とりどりの宝石のようなケーキを見てワクワクしていたそう。後進の育成にも熱心な「パティスリー シェ・ツバキ」のオーナーパティシエのもとで、念願だったパティシエの道を歩み始めた。ランチのデザートを求めるご近所さん、会社帰りにお土産を買うサラリーマン、親に連れられて目を輝かせる子どもなど、気が付けばお馴染みのお客さまの笑顔があふれる「町のケーキ屋さん」としての日々を送っている。