OCRで、学び考え続ける姿勢を身につけました
リハビリを行う中で、患者様が笑顔で退院される瞬間や感謝の言葉をいただいたときなど、理学療法士にとってやりがいを感じる場面は多くあります。一方で、すべての患者様が順調に回復するわけではありません。バイタルの変動や痛みによって動けなくなるなど、リハビリを思うように進められないこともあります。そうした場面では難しさを感じることもありますが、理学療法士が諦めてはいけないと思っています。目の前の患者様がより良い状態になるためにはどうすればいいのかを考え続け、成長し続けることが、知識や技術と同じくらい大切です。理学療法士とは、誰かのために試行錯誤し、元気を与える存在だと考えています。
大阪リハビリテーション専門学校は夜間・3年制ということもあり、社会経験を経てから入学される方も多くいらっしゃいました。年齢やバックグラウンドが異なる方々と一緒に学ぶことで、さまざまな考え方を吸収でき、理学療法以外の学びも得ることができました。また、このような多様性のある環境は、国家試験対策にも良い影響を与えたと感じています。グループで目標を設定し、勉強を進める中で、学習の進め方や暗記方法など、さまざまなアイデアを共有することができ、一人で勉強するよりも効果的な学びが実現しました。さらに、資料を分かりやすくまとめ、理解できるまでとことん教えてくださった先生方の存在も、大きな支えとなりました。
理学療法士として働く中で、同じ疾患を持つ患者様はおられますが、疾患が同じであるだけで、ひとつとして同じケースはありません。一人ひとりに個性があり、生きてきた生活の背景があります。患者様に最適なリハビリを行うためには、常に勉強し続けることが必要不可欠ですが、その積み重ねが患者様のためになると信じています。学生生活では、臨床現場よりも学校での生活が大半を占めます。勉強に追われて目標を見失いそうになることもあるかもしれませんが、自分の目標を忘れずに理学療法士をめざしてください。将来、学生時代の積み重ねも患者様のためになっていると実感できる日が必ず来ると思います。
医療法人朋愛会 朋愛病院 総合リハビリテーション科 勤務/理学療法学科/2023年卒/「高校卒業後すぐに就職するつもりでしたが、働きたいと思える職業が無く、悩んでいた時に部活動で怪我をしました。その時に理学療法士の方と出会い、今の仕事をめざすようになりました」と話す高田さん。今は、回復期のリハビリテーションを中心に、運動器や脳血管疾患、廃用症候群(病気や怪我によって長期間動けない状態が続くことで心身の機能が低下すること)を抱える患者のサポートに取り組んでいる。
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