「ヘアメイクしている時の咲良ちゃんが輝いている」という親友の言葉がヘアメイクの道に進んだきっかけです
フリーランスのヘアメイクアーティストとして、アイドルやアーティスト、女優といったタレントの撮影やライブに帯同して、顔と髪のメイクをセットで担当しています。例としてアイドルのMVの撮影の流れを紹介すると、まず制作会社から依頼をもらい、オンラインの打ち合わせでヘアメイクのイメージや段取りを共有します。撮影当日は演者の30分前に現場に入り、メイクの後も常にモニターで髪の乱れや汗をチェックして対策します。「顔を任せる」ことはタレントにとって重大ですから、常に演者のことを見て、のどが渇いてそうなら水を渡すといった気遣いを通じて、「この人になら私の顔を任せられる」と信頼を得ることも大切です。
高校では調理科に通っていて、なんとなくお菓子作りなどの方面に進むのだと思っていました。当時から文化祭やお祭りの時に、今見たら拙いでしょうが、よく友達の盛り髪を作ってあげたりしていて、親友から「ヘアメイクしている時の咲良ちゃんが輝いている」と言ってもらいました。親友が言ってくれるということはそれが私の好きなことなんだろうと納得して、ヘアメイクの道に進むことにしました。岐阜県の出身なので名古屋の学校も考えましたが、SNSで仲良くなった地方在住の1年上の友達が偶然にもヘアメイクを目指しており、「東京の仕事をしたいなら東京の学校に行かないと」と葛西の姉妹校に進学したので、私もベルエポックに入りました。
ベルエポックは個性を大事にしてくれます
「原宿の美容専門学校」と聞くと怖いイメージがあるかもしれません。実際キラキラしていますが、地方出身者も多く、受け入れてくれる安心感のある学校です。先生もテンションが高く個性的な格好ですが、それだけに美容・メイクに対しては真剣です。学生に対してもフレンドリーで、考えを否定せずに個性を大事にしてくれ、お姉ちゃんやお母さんのような安心感がありました。科を横断してチームを作り文化祭でショーを自由に作らせてもらったりと、創造性を発揮するチャンスも沢山ありました。学生生活を楽しんだ一方で、みんなのことはライバルだと思っていました。常にコンテストがあるので、学生同士に競争心があったのが良かったです。
フリーランス/ヘアメイク科/2018年卒/著名なヘアメイクアーティストの元でアシスタントとして働き、2023年に独立して以降はフリーランスとして活動。「学校内のコンテストで審査員をしてもらったことで師匠のことを知り、作品を見て「この人に付きたい」と思って、卒業半年後にアシスタントに応募しました。卒業してすぐにフリーランスになると自分と同じ年代の人のヘアメイクしか経験できませんから、師匠の下で、いろいろな年代のモデルさんやいろいろな時代の流行のヘアメイクを間近で見て学べたことは大きな財産です」と語る。
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