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公立大学/京都

フクチヤマコウリツダイガク

福知山公立大学 情報学部

定員数:
100人

先端情報技術を活用して、地域に新しい価値を創造し、地域生活を豊かにする。

学べる学問
  • 情報学

    情報化が社会に与える影響などを科学的手法で分析する

    情報学とは、社会における情報の仕組みや流れ、ありようなどを、実習、演習、フィールドワークを駆使して明らかにし、人間や社会を探究する学問です。情報の作られ方、収穫、伝達、利用法、システム構築など情報に関するすべてを対象に学ぶのが情報学です。「コンピュータやプログラミングについて学ぶ、理系の学問」というイメージを抱く人は少なくないかもしれませんが、情報技術の社会への浸透に伴い情報学の扱う領域も広がっており、今や理系だけに限られる学問ではなくなっています。

  • メディア学

    メディアの機能や役割、それらが人や社会に及ぼす影響を研究する

    活字媒体、テレビ、ビデオ、CATV、インターネットなど多様なメディアの特性、機能、役割を理解し、人間社会への影響や、新しいメディアづくりについて研究する。

  • 人間科学

    「人間とは何か」について幅広い視点で研究する

    人間科学は、「人間とは何か」という問いに対し、人文科学、社会科学、自然科学のあらゆる領域からアプローチしていく学問です。人間に関することならなんでも研究テーマになり得るため、自分や身の回りの人をもっと深く理解したい、人の行動心理が知りたいなど、人に対してなんらかの興味がある人に向いています。卒業後の進路としては、専門分野によっても異なりますが、教育、マスコミ、心理士やカウンセラーといった道が代表的です。

目指せる仕事
  • 国家公務員

    国の施策に基づいて社会全体に貢献

    各省庁やその出先機関に勤め、国防・公安・徴税から農・工・商業の指導監督、国民医療や社会福祉の充実など、国の施策を実行して、国民生活の向上を図るのが仕事だ。

  • 地方公務員

    地域住民の利益のために働く

    各都道府県の市・区役所などで働く一般職員、学校で働く教育職員、警察で働く警察官などからなり、地域住民に密着した場所で福祉や利益、安全のために働く。

  • プログラマー

    コンピュータを動かすプログラムの開発・作成

    コンピュータにどんな仕事をさせるか、SEの書いた仕様書を見ながら、フローチャートをつくりそれをコンピュータ言語に翻訳し、それが正しく稼動するかどうかをチェックする。コンピュータは、たったひとつのミスでも稼動できないため、想定されるあらゆるケースの元でテストを何度も行うため、根気のいる仕事。

  • PCインストラクター

    パソコンの基本操作やソフトの使い方をわかりやすく指導

    パソコンスクールやパソコン教室で、一般のユーザーに対して、パソコンの基本操作や代表的なビジネスソフトの使い方などを指導する。パソコン初心者や操作経験の浅い人を教えることも多いため、単にパソコンに詳しいだけではなく、初心者が戸惑いがちなポイントを押さえてわかりやすく指導する技術も大切になる。資格がなくても仕事に就くことはできるが、ソフトメーカーや業界団体などが認定するインストラクター資格を取得して活躍している人が多い。企業や個人宅に出張して指導する場合もある。

  • データサイエンティスト

    大量のデータを分析して消費者の行動パターンなどを読み取る

    例えば、顧客の購買履歴など、今、企業はマーケット分析や消費者行動などを読み取るために活用できるさまざまなデータを大量に蓄積している。「ビッグデータ」といわれるこれらの膨大で多種多様なデータを分析するのがこの仕事。どのような切り口や角度からデータを取り上げるかを考え、統計学の手法を使ってデータを分析し、事業に役立つ情報を見極めていく。数学やITなど理系の知識も非常に重要だが、同時に、分析の前提になる仮説を立てたり、分析の結果を事業に生かしたりするためには経営やマーケティングなどの知識も必要となる。

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初年度納入金:2024年度納入金(参考) 85万7800円 
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福知山公立大学 情報学部の募集学科・コース

情報学科

福知山公立大学 情報学部の学部の特長

情報学部の学ぶ内容

情報活用の事例から原理に近づき専門性を高める帰納的な学習
帰納的な学習とは、具体的な事例から出発し、そこから段階的に原理に近づいていくことで専門性を高めていく方法のことです。具体的な体験事例から原理に帰納していくことで、いろいろな場面に適用できるスキルと知識・知見を体系的に身につけます。1・2年次では事例学習で「何ができるか」を、2・3年次では方式学習で「どうすればできるか」を、3・4年次では根拠学習で「なぜできるか」を段階的に学んでいきます。
各領域の事例から専門的な学修を深める3つの領域
AI技術やエンタテインメント技術を学ぶ「人間・社会情報学領域」、データ解析やその活用について学ぶ「データサイエンス領域」、情報システム構築やアプリ開発について学ぶ「ICT領域」の3つのトラックを設け、それぞれに一層高度な知識や知見を修得し、現場対応力を高める科目を配置しています。1年次には各トラックについて事例等を幅広く学び、学年が上がるにつれ、各自の関心や将来の進路に応じて主たる分野を絞り込んでいくことで理解を深めます。
地域での現地調査を通じて、理論との結びつきを理解する地域協働型教育研究
地域の課題を地域住民とともに、発見、把握・分析、協働、課題解決のプロセスを、現地調査やワークショップを通して実体験し、理論との結びつきを深く理解していきます。

<地域協働型教育研究の具体例>
●自然・環境
・土壌昆虫の個体数を自動でカウントするシステムの開発
・地中レーダーによる計測データから樹木の根の構造を自動的に抽出、再現するシステムの開発
・社会/自然現象のシミュレーション
・農業環境の計測システムの開発
・画像処理による果実の判別
●エンタメ・ゲーム
・ビデオゲームを用いた地域紹介音楽イベントの開催
・音楽・パフォーマンスアートの時系列表現(演出)分析
・明智光秀を体験するVRノベルゲームの開発
・VR/ARを利用した福知山観光案内コンテンツの制作
・丹後ちりめんに関する織物技術情報のデジタルアーカイブ
●ロボット・人工知能
・自律的・自動的な対話と、人間の遠隔操作による対話を混在させた対話型ロボットの開発
・深層学習を用いた人間の感情や興味などの状態や行動の認識・理解、ロボットやキャラクターの振る舞い生成の研究開発
・言葉だけでなく、表情や身振り手振りを使った対話AIの研究開発
・機械学習による地図上の地物の「意味」発見と検索
・機械学習による物体認識・検出システムの構築
●生活・暮らし
・独居老人の安心安全な生活のための見守りシステム開発
・VR/ARを利用した福知山防災コンテンツの制作
・高齢者へのヘルスケアの支援システム開発(衣・食・住・芸術・地域情報から高齢社会を考える)
・福知山市の小・中学校におけるタブレット利活用の支援
・ビデオゲームを使ったプログラミング教室の開催
・人口が減少する地域社会でサービスを維持・向上するための新技術開発

情報学部のカリキュラム

課題解決に取り組み、地域社会に貢献する力をつけるPBLとIT実習
PBL(課題解決型学習)とIT実習を必修科目として、実践的な情報学を学びます。PBLは学生自身が課題を見つけ、さまざまな手段を用いて情報技術と情報を駆使し、課題を解決していく演習形態の授業です。イベントや産業、暮らし、レジャーなど地域での実践を通して主体的に情報技術を身につけていくことを目的としています。IT実習では、PBLにおける各自のテーマに関わらず、情報基盤、計測制御、人工知能、複合現実の4テーマの実習に取り組みます。

情報学部の研究テーマ

人間の主観を理解する、究極に人間らしい人工知能をめざす
将棋や囲碁の世界では、AI(人工知能)は人間より強くなっていますが、あまりに非の打ち所がなく、対戦した際にエンタテインメント性が大きく損なわれてしまいます。これからは強さの追求だけではなく、「いかに人間を楽しませることができるか」が、ゲームAI研究の重要課題といえます。本学では、人間の主観的な部分をAIに理解させることを目標に、ゲーム以外にもあらゆるテーマに切り込み、研究を行います。(藤井 叙人先生)
医療、セキュリティ、地方創生―画像認識技術の可能性を広げる
AI(人工知能)の発展を支え、より人間の脳に近い手法として注目を集めるディープラーニング(深層学習)。その中でも、畳み込みニューラルネットワーク(CNN)は、画像認識において従来の手法を大きく上回る性能を達成し、今や多くの分野で用いられています。本学では、医療分野やセキュリティ分野などさまざまな分野に応用できる画像認識技術を研究します。(松山 江里先生)

情報学部の資格

さまざまな専門科目を履修し、情報処理技術者能力認定試験のほか多様な資格取得をめざす
<目標とする資格>
情報セキュリティマネジメント試験<国>、基本情報技術者試験<国>、応用情報技術者試験<国>、データベーススペシャリスト試験<国>、統計検定(2級・準1級)、JDLAディープラーニングG検定(ジェネラリスト検定)・E資格(エンジニア資格)など

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情報学部のOCストーリーズ

福知山公立大学 情報学部の入試・出願

入試一覧

合格難易度

福知山公立大学 情報学部の学べる学問

福知山公立大学 情報学部の就職率・卒業後の進路 

高度情報人材は地域や企業から求められています。

<想定される就職先>
ICT企業(ソフトウェア開発、組み込みシステム開発、ネットワークエンジニア、データサイエンティスト等)、製造業、流通業、サービス業、医療機関、農業法人・団体、官公庁・地方自治体等
・AIをはじめ情報技術を活用して新たなイノベーションを生み出す職種
・ビッグデータの解析力や経営学の知識により企業等の組織戦略を担う職種
・組織・企業の価値向上と課題解決を実現するための情報技術・情報を駆使した分析・提案・実施する職種

福知山公立大学 情報学部の問い合わせ先・所在地

〒620-0886  京都府福知山市字堀3370 
TEL 0773-24-7100

所在地 アクセス 地図
京都府福知山市字堀3370 JR福知山線・山陰本線「福知山」駅北口から京都交通バス堀循環線で約10分、「平和公園下」下車徒歩 5分

地図

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