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広島国際大学、日本人工臓器学会大会で学生が優秀賞
2018/12/18
広島国際大学の臨床工学専攻3年の藤本実和さんが、「第56回日本人工臓器学会大会」において、若手対象の「萌芽研究ポスターセッション」で優秀賞を受賞した。
この大会は、11月1日~3日、全国の人工臓器にかかわる研究者や医師・臨床工学技士などの専門職、学生が参加し、人工臓器の発展に向けて講演や研究発表を行うもの。
この受賞は、5月に「第10回広島県臨床工学技士会・学術大会」で優秀ポスター賞を受賞したことに続く快挙となった。
藤本さんが着目したのは人工鼻。
人工呼吸器からの乾いた換気を人工鼻が加温・加湿することで、使用者は喉の粘膜を傷付けずに済む。しかし、不適切な条件で使用すると、人工鼻に結露および閉塞が起こり、SOSのサインを送れない障がい者は呼吸困難に陥るリスクがある。
そこで彼女は、結露および閉塞の兆候となる水滴の発生により、人工鼻内部に照射した光の散乱が変化することに焦点を当て、制作した2波長光センサで測定した。
その結果、結露および閉塞が起きる一定時間前に波長の値が変化することを発見。ポスターセッションでは、この実験結果から、同センサを用いることで使用者から離れたところでも確認できる可能性があることを示唆し、システムの有用性を訴えた。
藤本さんは今後もさらに研究を進め、システムの確立を目指す。
■詳細リンク先(http://www.hirokoku-u.ac.jp/information/2018/25595/32674.html)
この大会は、11月1日~3日、全国の人工臓器にかかわる研究者や医師・臨床工学技士などの専門職、学生が参加し、人工臓器の発展に向けて講演や研究発表を行うもの。
この受賞は、5月に「第10回広島県臨床工学技士会・学術大会」で優秀ポスター賞を受賞したことに続く快挙となった。
藤本さんが着目したのは人工鼻。
人工呼吸器からの乾いた換気を人工鼻が加温・加湿することで、使用者は喉の粘膜を傷付けずに済む。しかし、不適切な条件で使用すると、人工鼻に結露および閉塞が起こり、SOSのサインを送れない障がい者は呼吸困難に陥るリスクがある。
そこで彼女は、結露および閉塞の兆候となる水滴の発生により、人工鼻内部に照射した光の散乱が変化することに焦点を当て、制作した2波長光センサで測定した。
その結果、結露および閉塞が起きる一定時間前に波長の値が変化することを発見。ポスターセッションでは、この実験結果から、同センサを用いることで使用者から離れたところでも確認できる可能性があることを示唆し、システムの有用性を訴えた。
藤本さんは今後もさらに研究を進め、システムの確立を目指す。
■詳細リンク先(http://www.hirokoku-u.ac.jp/information/2018/25595/32674.html)