歯科技工士の可能性を見出せた3年間が、開業する勇気を与えてくれた。
明石清水高等学校
萬永喬義さん
「美容師」を目指す人が多かった高校時代、人と同じことが嫌だったので手に職をつける仕事として「歯科技工士」を目指すことにしました。2000年に東洋医療専門学校の一期生として入学し、卒業後は大阪・東京と12年間現場経験を積んだ後、地元に近い神戸で独立開業をしました。開業には勇気がいるんですよ。従業員時代には仕事も当たり前に回ってきますし、安心感がありました。でも、自分のやりたい技工のために開業を決意しました。あの頃よりも開業した今、全ての仕事が新鮮に映り、忙しさが心地よく、イメージどおりの仕事ができる充実感を感じています。開業の後押しになったのが、東洋医療専門学校で学んだ3年間。国家試験対策ばかりに追われる2年制教育と違い、3年制教育で実技以外にもチームワークで考える学会発表や、世界大手のラボで実習をした海外研修など多くの経験をさせていただきました。様々な経験が歯科技工士としての視野を広げ、可能性を探し出すチャンスとなりました。開業は到着点ではなく、目標の通過点。保険・自費関係なく患者さんに良い物を届けるという目標に向かって、歯科技工士という道を究めていきたいです。
この先輩が卒業したのは・・・
東洋医療専門学校 歯科技工士学科
「基礎」→「応用」→「実践」。業界で長く活躍できる技術をしっかり身に付けられる学校です