鍼灸師の資格取得後は整形外科やエステサロンなど、様々なところで働きました。鍼灸師は医療分野だけでなく、スポーツや美容など様々な分野で活躍できることも魅力の一つだと思います。その経験と学生時代に得た多彩なスキルを活かして、女性専用の美容鍼灸サロンを開業。「女性は身体が健康になると、次はきれいになることを目指す」。鍼灸師学科の先生がよく言っていたその言葉が、私の新たな一歩を後押ししてくれました。私の施術で元気になり、さらに肌も表情も美しく変わっていくお客様を見て、大きなやりがいと喜びを感じています。
実際に現場に出てみて、国家資格を持っているということの強みをすごく実感しています。国家資格を持っているというだけで社会的な見る目が違うので同じようなエステサロンでもお客様が安心して来てもらえますし、自分自身もしっかりと勉強して資格を取ったという自信が良い施術に繋がっていると感じています。特に東洋医療専門学校は国家試験の勉強だけでなく、臨床経験豊富な先生からの実習が充実しています。学生時代に身につけたスキルを今でも実際に使っています。
初めのうちは口コミや紹介で来てくれるお客様が多かったのですが、今はインタグラム等のSNSからも多くのお客様が訪れてくれます。そうやってもっとたくさんの女性の日常生活に鍼灸があたりまえになるようにしていきたいです。鍼灸は長く続けることができる仕事です。結婚・出産後も辞めることなく、お客様に寄り添いながらこの仕事を続けていきたいです。
鍼灸美容サロンpirka オーナー/鍼灸師学科(昼間部)/2012年卒/生まれも育ちも北海道。高校3年生になって進路を決める際、今しかできないことをしたいと思い、思い切って地元を離れ大阪の東洋医療専門学校に進学。卒業後は整形外科やエステサロンでの勤務を経て2017年に鍼灸美容サロンpirka を開業する。