社会福祉士、精神保健福祉士になるためには国家試験に合格しなければなりません。その点に高いハードルを感じる学生は多いと思います。また、公務員になることが難しいことだと考えている学生も多いと思います。私はそういった学生にまずは自信をもって欲しいと考えています。公務員試験に出る問題にはそれぞれに解き方があります。私の専門である判断推理や数的推理の知見を活かし、例えば問題の数字を変えるなどして学生に何度も解いてもらうようにしています。そうした練習を何度も何度も繰り返すことにより、「解き方を覚える」ということが大切なのです。最初は簡単な問題から始め、だんだん難しい問題にしていくことにより、どのような問題でも解ける力が確実に身についていくと思います。
モットーは「できなかった学生をできる学生にする」。解き方の練習を繰り返すうちに、徐々に問題の解き方を覚えることができ、それと同時に「自分にも解けるんだ!」という自信をもてるようになります。「自信がつくと勉強が楽しくなり、さらに深く学びたくなり、それにともなって力も身についていきます。そうなれば公務員試験はこわいものではなくなります」と室山先生。室山先生をはじめ講師陣の皆さんはわかりやすく解説することも大切にしていますが、「学生に自信をもたせる」というこの方針こそが本校の大きな魅力だと思います。
どうなっていきたいかという目標はそれぞれが持っていると思いますが、どの場面でも大切なのは自信をもつということ。自信をもち、好きなこと、興味があることに向けてイキイキと頑張り、人生を豊かにしましょう!
専門科目:公務員試験対策講座
名古屋大学大学院理学研究科化学専攻/博士課程後期課程を修了し、博士取得(理学)。2004年に本校に入職。3つのコース(社会福祉・心理学・保育児童福祉)にまたがり、公務員試験対策講座の講師をつとめる。