現在の仕事内容は子どもの保育・月案、週案、個人案、要録などの書類作成・ピアノ弾き歌い・子どもと製作をしたり教材を使って作り物をしたりするなど多岐にわたります。こどもえんなので教育の面に力を入れており、英会話、リトミック、ヒップホップなどのカリキュラムも週1で行っています。運動会、お遊戯会、保育参観もあり、お遊戯をしたりお店屋さんをしたりします。やりがいを感じる時は子どもの成長を間近で見られるところです。昨日まで出来なかったことが今日できるようになったり、出来ないことに対して一生懸命取り組み、出来た時にはすごく嬉しそうな笑顔で喜んだりする姿を見ると保育士をやっていてよかったと思えます。
中学生の頃から子どもが好きで、中学の職業体験で子どもと触れ合える体験をしたいと思い、保育園に行ったのがきっかけでこの分野をめざすことに。専門学校と並行して大学の授業が受けられるところと授業の日程が決められており、大学卒業の単位も取得できるのが魅力的で保育・介護・ビジネス名古屋専門学校へ。入学後、養護施設職員と保育園の先生と迷っていた時に施設実習に行って実際に現場を見ることで自分の描いていた仕事内容と違うところがあり、保育園の先生になろうと決めました。4年制なので焦らずゆっくりと専門性について学べたこと、ピアノが苦手だったのでじっくり練習できたことはとても大切な時間だと感じています。
保育・介護・ビジネス名古屋専門学校では、対話型(ディスカッション)の授業をしていたことでグループワークで相手の意見を聞いて自分が思ったことを述べる力、相手の目を見つめることや向き合う力が身についたと思います。また、ピアノの授業では自分のペースで進めていけるところや実際に現場に出た時に書類を書くことが多かったので毎日のようにレポートを書き続けたことで自然と内容が浮かんでくるところが役立ちました。文章の書き方が分かるようになり、書くことに自然と慣れていったので、保護者との連絡帳でのやり取りの際には役立っていると実感しています。
保育士/社会福祉学科 保育児童福祉コース 卒/2018年卒/これからの世の中でどのように貢献できると思うかという質問に「核家族化や女性の社会進出が増える中で子どもを預け、安心して働ける環境を作るという面で貢献していけると思います。また保護者の方の育児の悩みや不安に思っていることなどを相談できる場になっていけるといいなと思います」と話す大倉さん。今後は、保育士として今まで以上に子どもの成長に寄り添い、責任感を持てる保育士になりたいと将来を語ってくれた。