当社は、中部電力のシステムの開発・運用をメイン業務としていますが、私は中部電力以外の企業や団体をお客様としている部署に所属しており、現在は、Webシステムの開発と保守の両方を担当しています。やりがいを感じる時は、トラブルを自分の力で解決できた時です。アプリケーションエラーやネットワークがつながらなくなったなど、トラブルはどうしても発生してしまいます。自分の担当業務でなくても、分かる範囲内で調べて解決することができると気持ちがいいものです。また、お客様からお問い合わせがあった不具合が激減した際、お客様や上司からも「助かった」と喜んでもらえると自分の仕事に成果を感じ、次への励みにもつながります。
名古屋工学院専門学校ではプログラミング基礎やデータベース設計、ネットワーク設計、Linux、Windows、Serverなどの他、IT分野の専門スキルを徹底して学びました。仕事を始めてみると学んでおいてよかったと思うことが多く、主にJavaでアプリケーションを作るのでこのプログラミング言語はとても役立っています。また、在学中はいろいろな資格取得にも挑戦し、基本情報技術者試験や応用情報技術者試験をはじめオラクルマスターなどのベンダー資格も取得しました。コンピュータ・IT業界では情報処理系の資格を取ることは重要です。学生時代に基本情報技術者試験はもちろん、上級の資格を取得しておくといいと思います。
今の会社に尊敬する先輩がいます。その先輩は上司から責任ある多くのことを任されており、また、私も含めて後輩からも頼られています。そんな先輩と仕事ができることは本当に勉強になり、「自分ももっと成長したい」とモチベーションも上がります。これからさらに、多くの知識を身につけて、後輩から頼られる先輩になることが近い将来のビジョンです。また、上司や先輩、同僚やお客様と積極的にコミュニケーションをとることも大切ではないでしょうか。自分一人でできることには限界があると思います。しかし、コミュニケーションをしっかり取ることで、自分が困った時に助けてもらえたり、より完成度の高い仕事につながっていくと思います。
株式会社 中電シーティーアイ 勤務/情報総合学科/2015年卒/システムエンジニアを目指し、高校卒業後、名古屋工学院専門学校の情報総合学科(4年制)に入学。コンピュータ・IT分野を徹底的に学び、様々な情報処理系国家資格を取得し卒業。株式会社 中電シーティーアイに就職を決め、システムエンジニアとして現在に至る。「当社は中部電力の子会社で、中部電力やグループ企業で働いている方の仕事を助けるシステムを開発、運用しています。電力会社の重要なシステムが一瞬でも止まってしまうと、社会全体に大きな影響を及ぼします。そういう面で、当社には責任と信頼が求められますが、逆に、社会に貢献していると実感できます」。