パソコン初心者をゲームクリエイターへと養成する、元システムエンジニアの講師・宮西哲生さんに、在校生の作品を通じて授業で身につくこと、作品制作を通した学生の成長などのお話をうかがいました。
ゲームクリエイターには、プランナー、デザイナー、プログラマー等の役割があり求められるスキルも異なります。技術を習得し、感性を磨くためにはゲームをすることより「ゲームをつくるのが好き」という思いが大切。「CITY RAVAGE」は外部装置のハンドルやVR、ボディソニックを活用し没入感を最大限に高めました。制作チームの役割の中で試行錯誤を重ね、人を楽しませたいという気持ちを表現する技術をお教えします。
独自AIアルゴリズムによる性格付けと、個性あるCPUでプレイヤーへの配慮も学んだ「Explash!!」はゲーム慣れしていない人でも気軽に楽しめるゲーム。制作で使用した「Unity」は実際の現場でも使用され、本校は『Unity認定校』のため構想から制作までしっかり学べます。制作の基本はシステム構築に必要なプログラミングスキル。将来はシステムエンジニアやプログラマーとしても活躍できます。
在学中は10タイトルを制作して実践力を強化します。制作を続けることでスキルアップに努力を惜しまず力を注ぎ、技術やスキルを磨くことができます。自作のシェーダーやエフェクトを多用し、演出面を最大限強化して美しい画面づくりに努めた「IGNITE」はドラゴンの動きやシューティングの操作性が印象的です。動画配信サイトで今までのコンテスト出展作品を紹介しているのでぜひ見てほしいです。