
現場から病院へ!私の仕事は命のバトンを繋ぐこと
私は病院に所属する救急救命士として、搬送業務と院内業務の両方に関わっています。現場に出て処置をしながら病院へ搬送するだけでなく、院内でも医師の指示のもと、救急救命士法の範囲内で処置を行うことがあり、資格を最大限活かせる環境だと感じています。病院所有の救急車6台のうち4台を救命士が運用しています。月に800件を超える搬送があるため、院内にいながら多様な症例を経験でき、とても勉強になる毎日です。やりがいを強く感じるのは、重症の患者さんの搬送に関わった時です。処置を行いながら病院まで搬送し、最終的に心停止なく引き継げた時には、「行ってよかった」と感じます。皆さんも優しく、安心して働ける職場環境です。
もともとは看護師を希望していました。看護師は病院内での処置が中心というイメージがあり、私はどちらかというと現場にも行きたいと考えていました。ただ、消防ではなく、医療に特化した職場で働きたいという思いがありました。院内業務もできて搬送業務にも関われる働き方を知り、「どちらもできるなら自分に合っている」と感じたことが、この仕事を目指すきっかけです。目指し始めたのは高校3年生の冬で、高校時代はサッカー部に所属していました。

オープンキャンパスに参加した際、先生や学生の雰囲気が良く、和やかで楽しそうだと感じました。合格率や就職率、設備面も含めて自分に合っていると感じ、進学を決めました。入学後のオリエンテーションで知り合った仲間とは、3年間ずっと一緒に過ごしました。先生方は最初は少し緊張しましたが、慣れてくるとマンツーマンで丁寧に指導してくださり、学びやすい環境でした。学校では、10人ほどのグループで行動する機会が多く、チームで動く力が身につきました。この経験は、現在の3人1組で行う搬送業務にも役立っています。また、「ショック」の分野を重点的に学んだことは、現場で患者さんの状態を判断する際に大きく役立っています。

高校生の頃は、看護師と救急救命士の違いがよく分からず、進路に迷っていました。だからこそ、オープンキャンパスに参加して実際の雰囲気を知ることが大切だと感じています。可能であれば、卒業生の話を聞くことで、進路のイメージがより具体的になります。救急救命士の働き方は病院によって異なり、院内中心の業務もあれば、搬送業務に多く関わる職場もあります。自分がどのように医療に関わりたいのかを考えた上で、進路を選ぶことが重要だと思います。これからも学びを重ねながら、実技や資格にも挑戦し、より多くの救命活動に貢献していきたいと考えています。


医療法人医誠会 医誠会国際総合病院勤務/救急救命士学科 卒/2023年 卒/救急救命士として、救急車での搬送業務と院内での救命処置・診療補助業務の両方に従事している。高校時代はサッカー部に所属。当初は看護師を志望していたが、現場と院内の両方で活躍できる「病院救急救命士」という働き方を知り、進路を変更。専門学校卒業後、現職に就く。現在は月800件を超える搬送に対応しながら、医師や看護師と連携し、チーム医療の一員として多忙な日々を送る。
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