私は、「株式会社愛歯」のデンチャー課で歯科技工士として、入れ歯の製作に携わっています。歯科技工士の仕事は、歯科医師の指示のもと、模型上で作業を行います。歯科医師と歯科技工士を繋ぐ、模型や指示書の取り扱いは、とても神経を使っています。歯科医師の意志をしっかりと反映できるように、模型と指示書は隅々まで確認します。模型は同じように見えますが、一人ひとり違います。患者様の年齢や生活状況なども考慮しながら作業を進めます。私は食べることが大好きです。患者様にも私の作った入れ歯を通して、美味しいものをたくさん食べ健康で楽しい毎日を過ごして欲しいです。
高校生の時、進路で悩んでおりその時に、博多メディカル専門学校歯科技工士科に通っていた姉が、毎日楽しそうに学校のこと、歯科技工士のことを話していて、私も歯科技工士になろう!博多メディカル専門学校で勉強しよう!と思い決めました。姉は、同じ職場で歯科技工士として働いています。尊敬する先輩であり、ライバルであり、憧れの存在です。職場は、若い人も多く活気があり、とても楽しいです。先輩たちは、仕事も早く正確です。模型の持ち方一つでも勉強になります。経験豊富な先輩方の元で仕事ができることは、自分の技術力アップに繋がり、財産にもなります。
学生時代のクラスメイトは、多くの人が同じ仕事をしていることもあり、仕事の悩みや喜びを分かち合えることができるとても頼りになる存在です。長期休暇には、みんなで集まって食事にいったりBBQをしたりして楽しんでいます。学生の頃は、難しい研磨の補習を出来るまで付き合ってくれたり、国家試験の前にはみんなで勉強したり、とても大切な思い出です。先生方は現場経験が豊富で、実践的に授業を進めてくれました。働き始めて先生が言われていたことがよくわかります。学生時代は勉強も難しく大変でしたが、毎日、学ぶことが楽しく、学校でみんなに会うのが楽しくてしょうがなかったです。とても良い先生や仲間に恵まれた2年間でした。
株式会社 愛歯 デンチャー課/歯科技工士科/2016年3月卒業/歯科技工士という仕事をとても楽しんでいる八尋さん。「机に向かって黙々と作業をしているイメージを持たれる歯科技工士という仕事ですが、職場は活気に溢れ、明るい雰囲気です」と語ります。仕事の合間にストレッチをしたり窓の外を眺めたりして自分なりのリフレッシュ方法を探しています。運動不足にならないように通勤には自転車を使い、休日は社会人バスケットボールチームで汗を流す活動的な面もあります。今は仕事に邁進中ですが、将来は結婚して子どもを育てながら、歯科技工士を両立させたいという夢を持ち、日々、仕事の技術、精神、健康面など自分磨きに余念がない八尋さんです。