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  • 上村渠 佑美さん(環境化学分析学科/測定分析技術者)

大阪府認可/専修学校/厚生労働大臣指定校/大阪

ニホンブンセキカガクセンモンガッコウ

様々な分析を担当して、知識や技術の幅も広がりました

先輩の仕事紹介

水質や土壌調査における有害物質の分析測定を通じて、人々の健康を支えたい!

測定分析技術者
環境化学分析学科/2022年3月卒
上村渠 佑美さん

この仕事や研究の魅力・やりがい

私の主な業務は、水質や土壌などの環境分析です。水質分析では、その日のサンプルを確認し、希釈やpH測定などの前処理後、分析機器で分析を行っています。土壌分析では水銀などの特定有害物質の含有量などを測定しています。入社して3年の間に、水質汚染の指標となるBOD測定や、水中の油分を測定するノルマルヘキサン抽出物質の測定など、担当できる項目も増えました。また、作業精度や処理速度も向上し、サンプルの状態を自力で判断できるようになり、日々、自身の成長を感じられることが喜びとやりがいです。

この分野・仕事を選んだきっかけ

高校卒業後、大学の看護学部へ進学し、公衆衛生学や疫学などを学ぶうちに、「看護とは異なるアプローチで人の命や健康に貢献したい」という想いが芽生えました。とくに、病気の予防や健康を守るための環境づくりなど、健康の根本を支える分野をより深く学べる学校を探すなかで出会ったのが、日本分析化学専門学校でした。1年次は医療医薬分析学科でしたが、2年次からは環境化学分析学科に転科し、より専門的に学びました。学生時代は環境委員会の委員長として約40名のメンバーを率い、各班のリーダーと共に道頓堀川の水質調査を実施するなど、個人作業とは異なる組織運営の難しさを経験できたことが、今も大切な糧となっています。

高価な分析機器も多く、取り扱いには緊張することも

これからかなえたい夢・目標

専門学校で分析の基礎や専門用語を学んだおかげで、仕事上のとまどいや不安が少なかったのはよかったです。また、この職場には日本分析化学専門学校の卒業生が多く在籍しており、とても心強く頼りになります。分析業務の手順についてある程度身につきましたが、結果がどのような原理で得られるかという点については、まだ十分に理解しきれていません。基本的な分析手順は身についたものの、分析結果の原理まで十分に理解できていないため、一つずつ学びを深めるのが今の目標です。先輩方から教わることが多いので、少しずつ自分のできる範囲を広げ、忙しいときに先輩をサポートできるようになりたいと思っています。

サンプル水の希釈などの作業もコツがつかめてきました

上村渠 佑美さん

株式会社タツタ環境分析センター 測定分析部 分析課 分析係勤務/環境化学分析学科/2022年3月卒/「職場には同じ専門学校出身の後輩も増えてきました。今までは目の前の仕事を終わらせることで精いっぱいでしたが、最近では少し余裕を持って、周りにも目を配りながら業務に取り組めています。先輩として頼りにしてもらえるようにもっと頑張ります」と話す上村渠さん。公害防止管理者の資格取得に向けての勉強や、日常業務に関連する法律の書籍などにも目を通すなど、測定分析技術者としての着実なステップアップにも余念がない。終業後や休日の気分転換は、オープンワールドRPGなどのゲームに没入すること。ギターや三線の演奏も練習中。

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。

この先輩が学んだのは…

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