私はJALの航空整備士として、航空機の整備・修理・点検を行うことで安全運航を支えています。入社して多くの社員と関わる機会をいただいていますが、航空整備士だけでなく、客室乗務員やパイロットなど、様々な職種のスタッフ一人ひとりの努力のおかげで、飛行機が安全に飛んでいることに気付かされます。自分が整備した飛行機を空港で見かけた時に、お客さまが乗られているのを見ると、自分の仕事の責任の重さと、お客さまの役に立てていることを実感できるのがやりがいです。
高校生の頃は、航空専門学校を何校か巡りましたが、とりわけ元気よく挨拶する本校の学生に魅力を感じ、入学を決意しました。学校に活気があると、勉強のモチベーションも上がります。また礼節を重んじる学校に身を置くことで、挨拶や社会人としてのマナーなど、就活時だけでなく入社後も役立つ力が得られました。航空業界は特に挨拶や礼儀などが厳しいので、学生時代に当たり前にできるようになっていたことに感謝ですね。
工具を使って物を作ったり、分解するということが得意だったこともあり、航空整備士は自分に合う仕事ではないかと感じていました。社会的責任も重い仕事だからこそ、技術を向上させ、知識を深めるために自分自身を鍛えたい。そんな覚悟を決めてこの仕事を志しました。
株式会社JALエンジニアリング 勤務/航空整備科 卒/2020年3月卒