私たちの毎日には、映像や動画があふれている |
物心ついた頃からスマートフォンが当たり前に存在していた皆さんにとって、映像はとても身近なものではないでしょうか。ネットを使った動画配信やSNSはもちろん、見逃してしまったテレビ番組もスマホで見ることが当たり前になっています。また、友だち同士での動画撮影も、写真と同じレベルで行っていますよね。皆さんとほぼ同世代で、自身のチャンネルを持って定期的に動画をネット配信している人も少なくありません。それを見て、「あんな風に自分も動画を配信したいなぁ」と思う人も多いと思います。でも、そのためにはどんな知識や技術が必要なのでしょうか。 |
|
技術が進歩したからこそ、使う側の知識が重要に |
企画の立案はもちろん、撮影や録音、編集といった様々な作業を一人で行うことの多い動画配信。当然、それらの知識がすべて求められます。もちろんスマホで撮影を行えば、一定レベルの映像を撮ることは可能です。でも、撮影のノウハウを知っているかいないかで、映像のクオリティに大きな差が出るのも事実。そしてこれは動画配信だけでなく、映像にかかわる仕事にもいえることなのです。 |
|
スペシャリストになるためには、他分野の知識も欠かせない |
テレビや映画の世界に存在する、数多くの専門職。一つの分野を極めることが大切ですが、他の職種についてある程度理解していると、それが自身の専門分野にも大いに役立ちます。例えば、カメラマンが音響効果についても理解していると、撮影時のアングルにも良いアイデアを提案できるかもしれません。何より監督のような立場になったら、どの職種についても理解しているほうがいいでしょう。これからの時代、「マルチな才能を持ったスペシャリスト」が、これまで以上に求められるのかもしれません。 |
|
|