高校までの情報教育では、プログラミングの楽しさは味わえない!? |
高校でも必修となった情報教育。そのメインとなるのはプログラミングだけど、実際に勉強してみてどうだった?「パソコンでコードを書いていくことが大変で、むしろITが嫌いになった」なんて人がいるかもしれません。実際に現在の情報教育は手探り状態で、これがベストという方法は見つかっていないのが現実のところ。そんな中で、ペットがプログラミング教育に使われているというのです。コレって、どういうコト? |
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「思いどおりに動かせる」、aiboがプログラミング教育を楽しくする |
実はペットといっても、これはロボット犬のハナシ。ソニーグループ株式会社が開発した「aibo」が、プログラミング教育に使われているのです。aiboはコミュニケーションを取ることで、だんだんと飼い主になついていく、まるで本物の犬のようなロボット犬。このaiboがプログラミング教育に最適といえる理由は、まずはパソコンを使わずにブロックプログラミングと呼ばれる方法で動かせる点にあります。これにより、「何をすれば(aiboが)どう動くのか」というプログラムの“概念”をまず身につけることができるのです。その上でPythonなどのプログラム言語を使い、徐々に高度なプログラミングに挑戦することが可能。従来の、「パソコンでプログラムを組んで、ソフトウェアを動かしてみる」みたいな勉強法だと何がどう動くのかが理解しづらいけれど、aiboなら実際の動きを見て理解することができるのです。プログラミングの楽しさは、自分が考えたとおりにソフトウェアが動いたとき。「自分の声にaiboが反応して近づいてくる」なんてプログラムが組めたら、きっと嬉しいはず! |
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