さまざまなアーティストのライブやレコーディングで、サポートキーボーディストとして演奏をしたり、マニピュレーターとしてデータの管理や音作りを行っています。ミュージシャンは自分の特技を活かして、たくさんの人を感動させたり笑顔にさせられる仕事。事前の準備などはとても大変ですが、気持ちよさそうに歌うアーティストの背中越しに、たくさんのお客さんの嬉しそうな顔をステージから見ると、とてもやりがいを感じます。自分が真ん中に立つというよりは、誰かが輝くのを手伝いたいという思いがあってサポートミュージシャンの道を選んだので、たくさんのアーティストの楽曲を彩れるようなミュージシャンになるのが今後の目標です。
本校は体験入学に参加した際、講師の方々や教務がとても親身で、距離の近さ、アットホームさを感じました。音楽業界では人とのコミュニケーションや協調性が欠かせないと感じたので、アンサンブルの授業などには積極的に出席。周りの音を聴く力や、現場の雰囲気を感じ取り、自分に求められていることを瞬時に把握する力は、学生時代の講師やクラスメイトとの授業内外でのコミュニケーション、実践的な授業がすごく役立っています。演奏面だけでなく、プライベートな悩みや卒業後の進路選択にもかなり時間を割いて親身になって考えていただいたことで、自分には味方がいるんだ!と実感でき、プロに挑戦する勇気をもらえました。
この分野を目指す上で必要なのは、まずは自分の好きなことに一直線でいられること、挑戦する勇気をもつこと。さらにどの学校を選ぶかと同じくらい、誰に学ぶかというのも大切だと思います。そこでネットの情報だけでなく、オープンキャンパスなどに積極的に参加して、実際に授業を受けてみるのがおすすめ。講師や在校生のリアルな声を聞き、自分の肌で感じて直感で選ぶのはとても大切だと思います。私も学校の立地や知名度だけでなく、体験入学で実際に授業を受けてから進学先を選びました。普段の授業の様子や在校生の活動、卒業生の進路、実績まで、さまざまな事を教えてもらえたので、自分が進学してからのイメージも湧きやすかったです。
フリーランスのキーボーディスト、マニピュレーター/音楽アーティスト科/2013年卒/愛媛県出身。小学生の頃から音楽に携わる仕事を志し、高校卒業後に横浜ミュージックスクール音楽アーティスト学科に入学。卒業後はフリーランスのキーボーディスト、マニピュレーターとして活躍中。目まぐるしく変わる音楽の流行はもちろん、場面やタイミングによって自分に求められるものを正確に把握するため、常に守りに入らない姿勢を心がけている