第一線で活躍する講師から学べる実践的な技術と知識、建築・インテリアなど幅広く学べる授業が魅力の宇都宮日建工科専門学校。講師でもあり、まさに第一線で活躍する建築家でもある佐藤大介さんにお話を伺いました。
建築士のやりがいは、創った建物が世の中に形として残ること。また、出来上がったときに施主様に喜ばれることです。今まで様々な物件の設計をしてきましたが、建築士とはいわば楽団の指揮者のようなもの。建築には素人である施主様の希望を聞き出し、プランを提案。その上で各職人さんに指示を出します。幅広い知識が必要となるのはもちろん、何より大切なのは施主様の想いを引き出すチカラ。日々センスを磨く努力もかかせません。
宇都宮日建工科での2年間は、現在の業務での基礎となる図面の書き方や建築用語、CADなどの操作方法を学びました。在学中は友人たちと毎日ワイワイ楽しいキャンパスライフをすごしていましたね!オシャレな友人が多く、センスや感覚も刺激されました。そのころにできた友人とは未だに交流があり、建築業界の情報交換をしたり、横のつながりを活かして仕事上の付き合いに広がったりしています。
私の場合、卒業後の進路先は最初から「設計事務所」と決めていたのですが、友人は行政の建築課や市役所、現場監督など、建築関連の様々な現場に就職しています。当時設計事務所の求人が少ない中、進路指導の先生に「設計事務所に就職したい!」と言い続けた結果、2年生の夏休みに設計事務所を紹介していただき、年明け後にインターン。実際に職場に通って雰囲気を感じたり経験を積むことは、職場選びの判断材料にもってこいです。