CGには、写真と見分けがつかないほど写実的な「フォトリアル」とアニメのような「ノンフォトリアル」があり、学科ではフォトリアルに特化した3DCGについて学べるのが大きな特徴です。昨今はフォトリアルの需要が増しており、例えば時代劇などドラマで実際にはもうない風景を再現したり、怪獣映画で見慣れた街が破壊されていくさまを描き出したり、多様な現場で当たり前に使われています。VTuberのキャラクターも、韓国ではフォトリアルが主流になりつつあります。実写の映画やドラマ、CM、もちろんアニメやゲームなど多方面にクリエイターの活躍の場が広がっていると言えるでしょう。
ノンフォトリアル・フォトリアルの二兎を追うのでなく、2年間みっちりフォトリアルに注力することで、卒業後すぐに通用するプロの技術を伝えていきます。
教材用の動画作成にも力を入れています。自分のペースでどんどん進んでいけるようサポートします
遠藤先生の授業で重視されるのが「観察力」。2D画像を3Dにするには描かれていない部分まで想像しなければならず、「物をよく見る」習慣が不可欠です。「たとえば信号機は誰もが知っていますが、裏側がどうなっているか?と訊かれたら、分からない人が多いのではないでしょうか。日頃から身の回りをよく見て、絵に描けるよう心がけることが大切なんです」と遠藤先生。授業では描くものをいろいろな角度から撮影して、まずは資料収集。それをデッサンすることを繰り返し、3D化した時に整合性が保てるようトレーニングしていきます。
「誰もが知っているものこそ、きちんと調べて描かないと違和感が生まれる」と先生。すべては見ることから!
CGクリエイターの世界は日進月歩。せっかく2年勉強したのに、卒業するときはもう古い知識になっていた…ということがないように、現役クリエイターだから知るノウハウをお伝えしていきます。
制作の第一線で働くと同時に、24歳から講師として現場で培った経験と技術を伝え続けている遠藤先生。
高校卒業後、CGについて専門的に学ぶ。テレビ局関連の制作会社に就職し、TVアニメをはじめニュースやクイズ番組など多岐にわたるジャンルに携わる。独立後は遊技機向けに画像提供するなど、さらに活躍の場を拡大。フォトリアル・ノンフォトリアルどちらも手がけるマルチクリエイターとして多彩な活動を続けている。
※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。