コンピューターやICT(情報通信技術)は、もはや現代社会になくてはならない存在です。その技術を学ぶことは将来の職業選択の視点から見ても魅力的ですし、何よりも「社会の役に立つ仕事」といえます。その中でも近年、最も注目されているのがセキュリティ、ネットワーク、クラウドの分野です。企業や国家機関を狙ったサイバーテロなども社会問題になっており、これらの分野の技術と知識を持つ技術者へのニーズが急速に高まっています。セキュリティのプロを目指す上で最も大切なのは、人としてのモラル。企業の情報漏えい問題などの多くが実は内部の犯行です。だからこそ学生には社会人としてのマナーやルールの指導を心掛けています。ぜひプロとしての「技術」と「人間力」を兼ね備えた「社会を守るセキュリティ・エンジニア」を目指してください。
「コンピューターは難しそう」と思っている人も多いかもしれません。しかし、そんなコンピューターが実は、特別に難しいものではないことを教えてくれるのが砂賀先生。その授業ではネットワークでのデータのやりとりを郵便の仕組みに例えてみたり、スマホの無料通信アプリを例に挙げてみたり。専門的な内容でも学生が楽しく学べるように、身近な話に置き換えるように工夫しているそうです。また、グループワークによってコミュニケーション能力も向上。「コミュニケーションは技術。苦手でも鍛えれば出来るようになりますよ」。
夢や目標をかなえるためには壁にぶつかることもあるはず。そんな時は「どうせなら楽しもう」という気持ちが大切。その方が必ず良い成果が得られるものです。そんな頑張る気持ちを職員全員が全力でサポートします。
専門:コンピューター全般(プログラム、ネットワーク、ハードウェア、OSなど)略歴:東京理科大学卒業後、東京電子専門学校の助手を経て、教員に就任。2010年にウェブ・メディア科を始めとした、情報処理科、高度情報システム科、情報処理科3年制のソフト情報系を統括する「情報学部」の学部長に就任。2016年度に自ら中心となって新設したセキュリティ・ネットワーク科を加えた5学科体制となり、ますます多忙な日々を送っている。