医師が求める一定の写真を撮れるか? |
健康診断やケガをした時にレントゲン写真を撮った人はたくさんいるはず。撮影するのは診療放射線技師という国家資格を持ったプロフェッショナルです。撮影は簡単に終わる印象がありますが、一枚の写真には高度な専門知識と技術が駆使されているのです。撮影をする時に何気なく「もう少し腕を上げて」「少し傾けて」など指示された記憶はないですか?これは体の部位によって取り方が決まっているので、患者様に必要な体勢をとってもらうために出される指示です。正確な撮影を行うということは医師の診察をより正確にするためにとても重要です。東京電子専門学校では「診療画像X線技術学実習」という授業の中で、X線撮影に必要な事項や機器を理解し、基礎的な知識や撮影法、診断学を学習します。また実際に撮影した画像を観察し、臨床画像の読影力も養います。 |
|
診療放射線技師に必要なスキルを学ぶ環境がここにはある |
診療放射線技師のもう一つの大きな業務として放射線治療があります。例えば「放射線治療技術学」という授業の中では、放射線を用いた治療での、患者への負担を抑えるために放射線量の測定や照射技術を学びます。放射線物理学、放射線生物学などの科学的知識を理解して、悪性腫瘍に対する具体的な治療方法を学習していきます。東京電子専門学校では、画像撮影診断・放射線治療など様々な授業を行っていくための環境も随時整備。「X線テレビ画像処理センター」ではデジタル消化管投資撮影装置、診断用X線装置4台、マンモグラフィ、超音波診断装置(エコー)などを備え、実習の中で使用することで即戦力となる人材を育成します。また、どうすれば患者様の負担を減らしながら撮影ができるかという「接遇」も重視。各種装置の知識・装置の扱い方・負担の少ない撮影技術・画像診断といった、診療放射線技師として必要なスキルを修得します。 |
|
|