地域の方に喜んでいただける和菓子を提供していきたい
「いつか自分のお店を持つ」。それは、職人になってから抱き始めた私の夢でした。その夢が叶ったのは2007年のこと。比較的少ない資金で始められる車での移動販売からスタートし、夫婦で今の地に店舗を構えた後は、主に接客や仕上げを担当しています。オープン以来たくさんのお客様と出会い、近隣の農家の方ともお付き合いさせていただけるように。その繋がりを通して新鮮な卵やフルーツを仕入れられることは、お店の強みになっています。包装にも力を入れて、より素敵なお菓子をお届けできるよう工夫を凝らしていきたいと考えています。地域の方々との関わりを大切にし、皆さんに喜んでいただける和菓子を提供することが、私のやりがいです。
実は、東京製菓学校に入学する前は、洋菓子に興味を持っていました。ところが進学先探しの一環で学校説明会に参加したときに、上生菓子の繊細さに目を奪われて、進路を変更!「少しでも早く技術を身につけ上手になりたい」という思いがあったため、昼間に和菓子店で働きながら学べる専科への入学を決めました。
季節ごとに装いを変える見た目も美しい和菓子が並ぶ
東京製菓学校で和菓子の基本から学びながら、昼間は和菓子作りの現場で働いていたため、学んだことをすぐに仕事に活かすことができ、ぐんぐん技術が上達するのを実感できました。学校で教わった数多くのレシピは今でも新商品を開発するときに見返して、より良い和菓子づくりに繋げています。先生とは卒業後も交流があり、独立の際には報告して、励ましていただきました。在学当時と変わらずにあたたかく接してくれる先生と出会えたことを、とても幸せに思っています。
お客様のお好みや用途に合わせた提案もしています
四季菓 りょう 勤務/和菓子本科/2007年卒/昼間は和菓子店に勤務し、夜は登校して和菓子づくりを学ぶ和菓子専科に通学した橋本さん。卒業後は東京・神楽坂にある和菓子の老舗「梅花亭」に就職し、和菓子職人になるという夢をかなえたものの、独立して自分の店を構えることに興味を持ちはじめたことから独立開業へと歩みを進め、2007年に埼玉県日高市に「四季菓 りょう」をオープンし、地域の人々に憩いの和菓子を提供している。※和菓子本科でも同様に橋本さんのような和菓子職人を目指すことができます。
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