ラジオ番組のADとして、放送用の原稿を揃えたり、その日にオンエアする曲の準備をしたりしています。現在担当しているのは、生放送が4本と収録が4本。生放送の番組で映画のニュースを取り上げるコーナーがあるのですが、それに合わせてBGMを選ぶのも私の役目。私の選曲で番組の雰囲気を変えられた時や、ナビゲーターが盛り上がった瞬間は、自分も番組を作っているという実感があり、やりがいを感じます。もともと洋楽や洋画には疎かったのですが、いろいろなものを見聞きしながら知識を蓄えるのも楽しいです。海外アーティストのインタビューを録りにいくこともあるので、できるだけ耳を慣らそうと英語の勉強にも励んでいます!
東京工学院で学んだことは、今の仕事で役立つことばかり。特に、第一線で活躍している先生や講師の方々が多かったので、現場での立ち居振る舞いを教えてもらったことが本当に役立っています。ナレーションの編集や録音など技術面はもちろん、メールの書き方など社会人として必要な知識も身につきました。私は大学コースだったので、学科の授業が終わった後にさらにレポート作成の授業がありました。レポート提出や試験など忙しい毎日でしたが、PCを扱うことが多く、使い方に慣れることもできました。生放送中に急に確認が必要だったり、曲を検索したりと素早い操作が必要になるので、スキルを身につけておいたことが助けになっています。
まだ何がやりたいのかはっきり決まっていなくても、「エンタメの世界に漠然と興味がある」というだけでどこかにつながるものです。この分野は座って勉強するだけでなく、実際に機材を触ったり現場に出て学んだりと、楽しいことがいっぱいあります。作品を作ることもできるし、コラボで他学科との関わりを持てるのも魅力の一つです。「こんな私でも大丈夫かな」と不安に思っているあなたも、興味を持っているならどうか胸を張って進学してください。東京工学院は先生と学生の距離が近いので、分からないことは聞けば何でも答えてくれますし、とっても頼りになりますよ!好きなことを夢中で学ぶうちに、きっとやりたいことが見つかると思います。
株式会社弥弥 勤務/音響芸術科 大学コース/2022年卒/就職してから1年以上が過ぎ、最近では「番組をより良くしていこうという考えが以前よりも強くなった」という小島さん。より主体的に、積極的に番組制作に関わるようになってきたという。「楽しいものを作っている人たちは、みんな楽しそうなんですよ!」。情報や知識を得るための努力は惜しまないといい「努力込みで楽しいです!」と笑顔を見せる。今後は配信番組などで、売り出し中のアイドルたちを自分の手でブレイクさせたいと目標を語ってくれた。