外国人から「日本が大好き!」と言われると、とても嬉しい気持ちになりますよね。私も学生から「韓国が好き。韓国ドラマやK-POPも大好き!」と言葉をかけてもらうと本当に嬉しく、「韓国に興味を持ってくれてありがとう」と心から思います。異国の言葉や文化に興味を持つのはとてもステキなこと。だから私はいつも「好き」「興味」を大切に、楽しく学べる授業を心がけています。母国語ではない言語を習得するのは大変ですが、好きという気持ちがベースにあれば、大きなモチベーションにつながります。目を輝かせながら授業を受けてくれる学生たちは私の誇り。私も皆からたくさんのパワーをもらっています。日本で味わえる韓国グルメの店などは、私よりも学生たちのほうが詳しいので、美味しいお店を教えてもらうこともあるんですよ。
「エンターテインメント韓国語」では、人気の韓国ドラマやK-POPを通して韓国語を学びます。学生が興味のある授業内容なので、授業は大盛り上がり!セリフや歌詞を題材にすることで、楽しみながら言語への理解を深めます。一方で「韓国文化」では、韓国という国や韓国人を知る上で欠かせない文化や風習も学びます。例えば優先席があってもあまり重視されないことも多い日本とは異なり、韓国ではお年寄りには必ず席を譲るなど、韓国と日本のちょっとした小さな違いにも焦点を当てて、旅行や留学の際に、現地で役立つマナーを学びます。
皆さん、アンニョンハセヨ!日本語の勉強や留学のために頑張っていた頃の私自身の気持ちをいつも思い出しながら、皆さんの気持ちに寄り沿った授業を心がけています!
専門:韓国語
略歴:高校時代は第3外国語で日本語を選択。大学時代、日本のドラマやJ-POPにはまり、明治学院大学の交換留学生として初来日。韓国で、国語(韓国語)講師を務めたのち、再来日して韓国語を教えている。2021年4月より東京観光専門学校の非常勤講師に。日本語のユニークな言葉の由来にも興味を持つ。「大学時代、親子丼のネーミングセンスに感激。鶏と卵(親子)が由来と知ったときは感動しました」(全先生)。