
仕事を通じて、旅の魅力を再発見しています
アウトドア旅行センターという部署で、登山ツアーの手配や行程表の作成を担当しています。これまでデスクワークが多かったのですが、ツアーに添乗する機会も増えてきました。近々八ヶ岳のツアーに24名のお客様をご案内する予定です。登山ツアーは一般的な観光ツアーと比べ、時には危険も伴うため、企画段階から関係各所と細かく打合せを重ねながら、何よりも安全第一の催行を心がけています。山に関しては、私よりも詳しいお客様もおり、添乗中にお客様からいろいろなお話を伺うことも勉強になります。頂上でお客様とともに素睛らしい眺めを堪能できたときは最高の気分で、無事ツアーを終えたときの達成感は、何度経験しても嬉しいです。
家族旅行をするたびに、旅行の楽しさを実感していました。みんなが笑顔になって、幸せになれる旅づくりに自分も関わってみたいと思い、中学生の頃から添乗員に憧れるようになりました。その想いは変わらず、高校卒業後は旅行の専門学校に入学。学校選びは、事前に複数の学校の情報を調べてオープンキャンパスに参加しました。東京ホスピタリティ・アカデミーを選んだのは、実習の設備が整っていて、将来の仕事に役立つ資格を取るためのカリキュラムが充実していたから。歴史も長く、旅行業界で活躍している卒業生が多くいることも魅力でした。資格取得の勉強は大変でしたが、同じ目標を持つ仲間がいたからこそ、最後まで頑張れました。

仕事でもプライベートでも登山の楽しさを実感!
旅行業界で長く活躍する先生方から、実践的なスキルのほかにリアルな業界の話など、大切なことをたくさん教わりました。旅行業界に進みたい人のほとんどが“ 旅が好き”だと思うのですが、旅行を仕事にするためには自分が興味のある地域や旅のスタイルだけではなく、幅広い視野や知識を身につ け、何よりもお客様の立場に立って、お客様が求めている旅や購入したい旅を考えるべきだと学べたことが、私にとっての何よりの財産です。また、ビジネスマナーの大切さや、チームで仕事をするために欠かせない報告・連絡・相談(ホウレンソウ)も、学生時代のさまざまな学びを通して身につけられたことが、今の仕事にとても役立っています。

関係機関の方とオンラインでツアープランの打ち合わせ

クラブツーリズム株式会社 テーマ旅行部アウトドア旅行センター 勤務/旅行学科 ツアープランナー専攻/2025年卒/「内勤と添乗は別部門という会社が多い中、どちらもできることがクラブツーリズムへの入社の決め手の一つになりました」と語る岩渕さん。入社前まで山には詳しくなかったが、仕事を通じて山の魅力を実感し、プライベートで登山を楽しむこともある。「添乗でも日本100名山踏破を目指したいと思っていま す」。在学中は、旅行業務取扱管理者の資格をはじめ、世界遺産検定など、さまざまな資格を取得。学ぶことで視野が広がる楽しさを経験したことが、社会に出てからの興味・関心に繋がっているという。
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