横浜の有名ホテルにパティシエとして内定(2023年12月現在)している村松さんは、現在、製菓技術の全国コンクールに向けて毎日練習中。そんな村松さんに、学校で製菓を学ぶ魅力について紹介してもらいました。
学校の近くにある研修レストラン「カザリス」では、食材の仕込みから調理、さらに来店されたお客様への接客まですべて学生が行います。そのため、学内の研修だけではなかなか味わうことができない緊張感と責任感の中で、仲間とコミュニケーションをとりながらケーキをつくり、お客様に提供することがどれだけ大変か、身をもって学びます。同時に、お客様に喜んでいただける喜びも、リアルに学ぶことができます。
1年次は、洋菓子・和菓子、そしてパンづくりの基礎技術を広く学びます。この期間に自分の夢や適性をしっかり見極めたうえで、2年次から洋菓子専攻とパン専攻のどちらかのコースを選択。ここから、それぞれの本格的な学びが始まります。私はパティシエ希望を希望しているので、洋菓子専攻を選びました。ここでさまざまなケーキづくりを学ぶうちに、実は1年生の頃に覚えた基礎技術が本当に大切だったということを実感しています。
授業で質問や相談がある時など、どの先生も気軽に話を聞いてくださいます。また生徒同士の仲が良いのに加えて、普段から先生と生徒の仲がとても良く、廊下で顔を見かけた時など、先生から生徒に気さくに声をかけてくれるのも本学の大きな特徴。他にも、コンクールに挑戦するチームはチーム内の結束を高めるために先生が生徒を下の名前で呼ぶなど、全員でコミュニケーションを良くしていこうという心意気にあふれた学校です。